今年が最後の年になるかも

英語Terakoyaです。

 

いつ帰すか、とても迷った末、

先日無事次男、日本に帰国しました。その時の様子はまた書きたいと思います。

 

今回このような未曾有の事態になって心は全く落ち着かない日々でした。

自分自身が一時退避している間に、春には帰れるだろうと思っていたのが、いつ戻れるかわからなくなったのが三月の終わり。

3月中旬spring breakの最中に

春休み延長して、1週間オンライン授業してそれから通常授業になります、と大学から発表がありましたが、

そのspring breakの間に欧米での感染があっという間に広がり、

今季残りは全てオンライン授業になり、卒業式については4月中旬に発表、

と事態は急展開!

 

自分たちのこれからもわからない中で、アメリカの次男のおかれている状況もスピード感を持って変化しました。

主人は上海。

上海は落ち着いているものの、海外からの感染者の流入が止まらないことや、武漢が都市解除になったことへの警戒感も増しているので、決して安心できない。

 

そして上の二人が住んでいる首都圏は緊急事態宣言が発出されてテレワークへ。

3月下旬から4月上旬にかけて、日米中同時進行で怒涛の変化が起こりました。

これで精神保っているのはなかなか大変・・・

私の頭の中はまさにカオス・・・

 

そんな中、次男の最後の2ヶ月が失われてしまった事が本当にやるせなかったし、辛かった。

 

だけど、ある時、この事実を逆から見る瞬間が来ました。

「あ〜、もしかしたら、”海外留学”になんのためらいもなく飛び込んで、4年間を思い切り満喫する事ができた最後の学年なのかもしれない。

こんなパンデミックが起こり、世界中が都市封鎖となるような恐怖を体験してしまったら、

”海外留学”というのは 今までと同じ感覚でチョイスできなくなるだろう・・・

こんなパンデミックは、これからも人類を繰り返し襲うと言われているし。

そう考えたら、実のところは、とてもラッキーだったのかもしれない。」

そんな風に思ったのです。

 

実際、何が恐怖だったかといえば

彼の住んでいる田舎では感染はほとんどなくて、ドミトリーにいる限りいたって安全。

だけど、いつ感染拡大するかもしれないし、もしそうなって、治療が必要な状態になった時に

”外国人なんか後回しにされるに決まっている”(主人の弁)

 

今はまだ飛行機飛んでるけど、あんな田舎まで感染が広がって、身の危険を感じた時には もう遅いし、おそらく飛行機だってもう飛んでいない状態かもしれない。

(現に5月のフライトなんてほぼ無いに等しい・・・)

その最悪の事態を考えた時に、卒業式はないだろうけど、卒業のその日までいたい

という彼の思いを聞き入れることはできませんでした。

 

”今までお父さんとお母さんは、あなたがやりたい、ということは反対せずになんでも応援した来た。今まで反対したことはなかったよね?

その親がこう言っているというのは、今それだけの状況ということ。”

と話しました。

 

彼にしたら、

”なんで安全な場所から、わざわざシカゴをえて、12,3時間機内で過ごし、何時間も並ぶとか 待たされるとか言われている危険な羽田の検疫を受けて、さらには今まさにホットスポットである都内で2週間も過ごした挙句に 新幹線で奈良まで帰る、というようなリスクを侵さねばならないの?”

そんな思いな訳ですよ。

それこそ不要なリスクをわざわざ侵す、というようなもの。彼の場合、9月まではあちらに残れるビザなので。

だけどその路程は1ヶ月後でも一緒、いや帰れればいいけど、帰れないことだって出てくる、現に中国人留学生は今そう・・・

息子さんがイタリア封鎖の数時間前に脱出した友人の言葉も頭から離れなかったのです。

「感染するにしても、日本の病院で見てもらいたかった」(息子さん、元気です)

 

最後はこんなに混沌として大変だったけれど、

留学生として、4年間まるまる、

なんの不安もなく存分に満喫できた最後の学年だったのかもしれない。

 

そんな風に思うと、

”なんで一番楽しい最後の2ヶ月を取り上げられたの?”

という思いから

”あ〜、感謝しかない”

に変わります。

 

自分が追い詰められ、心の余裕がないときは、

物事には二つの見方がある、とはわかっていても

思考はもう一つの見方には向かないのですが

 

何かきっかけがあったわけではないのですが

それは”突然”そう思ったのです。

 

だから今のこの状態も、

もう一つの別の方向から見たら

自分なりの解釈なり見方ができるのではないでしょうか。

 

それをポジティブに捉えたらきっとプジティブな未来が待っていて

それをネガティブに捉えたら、もしかしたらネガティブな未来になってしまうのかもしれませんよね。

 

あなたどう捉えていますか?

家にいて、人と話す機会も減っていると思います。

こんな時、今の気持ち、これからのこと、オンラインで話すと、とても気持ちがスッキリして、整理されますよ。

オンラインコミュニティ、いつでもopenですよ〜!是非!

次回開催予定です

英語Terakoya コミュニティ 第23回

日時:04月28日 15:00-16:30(Japan Time)*今回は午後です

場所:オンラインで開催(ZOOMでやります)

*英語Terakoyaコミュニティについてはこちら

*申し込み締め切り 前日4月27日~12:00)

じゃ、参加してみようかな、という方は、こちらからお願いします。→🍀🍀🍀

*第1回の様子・感想はこちらから

*第2回の様子・感想はこちらから

<参加手順>とても簡単!

1. ZOOMをダウンロード!

2. 開始5分ほど前にリンクをお送りしますので、そちらをクリックして入室ください。

3. 途中入退場自由です。

何か質問や、日時をこうして欲しいなどのご要望などがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね

 


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