親子の確執って・・・

英語Terakoyaです。

 

親子の確執って、珍しいことではなく、多くの人が少なからず持っていたりするではないでしょうか?

 

私ももちろんありました。

でも親の思いがわかっているだけにそれが重荷であっても黙ってきた...

ちょうど香港に駐在するとき、SARSで強制一時帰国となり、予想以上に長く、20年ぶりに実家でしばらく暮らしたとき。

私も先の見えない不安、当時父はがんのオペをしたあと、と言うことで....お互い余裕のない中でうまくいかなくなります。

うまれたばかりの末っ子が緩衝材にはなってくれましたが。

その時に、今までずっと思っていたことを両親に話しました。

もちろん、両親にしたら、そんな風に思っていたの?と言うことで、私のわだかまりもなくなり.....親子関係は良かったけれど、どうしても私の中にはそれがつっかえていたので。

あの時は、期せずして半年実家にお世話なり、そんな長期間いたから話すタイミングがあったと思います。

香港駐在中に、父は脳出血から2年間寝たきりで会話もできない状態で、私たちの本帰国を待ち、亡くなりました。

だからあの時に話しておいて本当に良かった、あれがラストチャンスだったのだから。

あのSARSで出戻りになったことすらとても意味があった、とあとから気づきました。

 

身近なかたが余命宣告を受けている中で、親子の確執で、互いが相手を受け入れられないままでいるのを見ると、なんとかならないのだろうか、と思います。

いがみ合い、こじれて、絡まってしまった糸はほどけないのだろうか...

親はいつまでもいてくれるような感じがどこかでしているのですが、必ず、普通は自分より先に逝ってしまいます。

その時までに糸を解けるなら解いておきたい....

 

友人は、親への許せない思いをずっと抱えていました。でも思い切って話したそうです.....話すタイミングってあると思います。

 

それぞれの親子の形があり、歴史があります。

でも、親も子も、お互いのことを思っているのだから、良い方向へ向かうように、心の中で願っています。

親子だから、話さなくてもわかる、なんてありません。親子だから、他人の場合には言えないことも言えるのではないか、と思います・・・

 

昨日母から、その方が、親子で互いを批判している状態を聞きやるせない思いになりました。

 

 

ランキングに参加しています。クリックしていただけるととても嬉しいです
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です