花嫁修行ならぬ...

TAMIKOです。

さてさて、上海に行くにあたって１番の懸念事項は、

「家がどこまで散らかるのか」

ということ。ペットボトル飲み残しを平気で何本も部屋に置いてある末っ子。何度厳しく注意しても改めない。

中身を捨てて、すすいで、シールを剥いで、キャップと本体に分けて捨てる、という面倒な？作業と、私に怒られるのを避けようとして、まさかのつくえの引き出しに何本も入れてある。

もう呆れて言葉も出ません...

一時帰国したら、家が、ゴミ屋敷になっているのでは、と真剣に危惧しています。

ゴミ出しルールはとても厳しいので、まずはそれ。私は奈良市のゴミアプリを入れているので　市のゴミ回収のスケジュールはわかるので、明日は〇〇の日！とリマインドできるのですが、マンションの古紙回収の日だけはエレベーターホールの掲示をみないとわからないので困ります...
そもそも古紙回収の日は何を出して、再生資源の日は何を出して、の説明から。とりあえずごみアプリを入れさせよう。

洗濯機も　私が家を開けている時に年数回回すぐらいなので、すぐにやり方を忘れる（風呂水利用操作）し、洗濯をしないものだから、洗濯の手間を考えずに、手洗いのものばかり買ってくる！だから手洗いの指導も。

各水回りの排水溝の掃除のやり方も。彼女はそんなところ見たこともないので、解体の仕方から。

色々な書類は　インデックスをつけて一つのファイルに既に整理済みだからそれも説明。

それこそ、掃除用洗剤も、ガラス、シンク、洗面台、コンロと違うのでそれを教えつつ実践させて。

非常持ち出し袋と予備の非常食、水の場所の確認。

一気に教えて、身体で覚えるようにやらせたけど、どこまで頭に入ったことやら。

とりあえず今回は三週間ぐらいしたらすぐに一時帰国するので、その時に問題点は浮かび上がってくるでしょう💦

美容院へ行って（末っ子も同じところ）、カラーをしてもらうときに、末っ子の担当者も一緒にやってくれて、もうすぐですね〜、なんて言われながら

「帰ったら大切に育てた観葉植物が枯れてるのが考えられて本当心配」

「じゃ、きはったら、言うと来ますよ。でも、ここでは覚えてるだろうけど、エレベーター乗るまではまだ覚えてるかな、おそらくエレベーター降りたら忘れてるんちゃいます？」

「なんでわかるんです！？」

と、美容院でもお願いしておきました。担当の美容師さん、末っ子のことをよ〜く把握していてさすがです！

そして後一つ教えておかなければいけないのが
「圧力鍋で玄米を炊く方法」

炊飯には圧力鍋を使うこと　もう30年近い我が家。もちろん、圧力鍋を使っていろんな料理を作っています。今のものは蒸気が出だしたらすぐにガスを着ければいいのですが、玄米の場合は、さすがにそこから弱火にして15分ぐらいなんですよね。便利だけど、取扱方には気をつけないといけないので、それは実演してみないと心配なところ。

人を残して引っ越すのって、こんなに大変なのか？いや、最初に上海に行った時も、長女を一人残していったけど、なんもここまで色々教えた覚えはありません...あの時の長女とほぼ同じ歳なのに💦

先日、こちらも渡航を三週間後に控えた次男が　私の渡航前に会いに帰ってきてくれていたのですが、
「じゃ、三週間後には一度めの状況チェックやな」
とわらっていっていました。私がまたすぐ一時帰国するので。

彼は激務にも関わらず、週末にお惣菜を作り置きして、それを平日お弁当に詰めて持っていく、という、末っ子とは真逆に細やかにできるタイプなので、我ながら、おんなじように育てたのに、なんでここまで違うのか、と思います笑

もっとも、そんな末っ子を、姉兄は　面白がって温かく見守っているんですけどね😉 家が荒れていたら掃除をするのは私なのだから...

それでも不安な私は、やることリストを箇条書きにしたものをプリントアウトして貼り付けました。すると　長女が
「本当に、目に入るようにしたいなら、それぞれの場所に、それぞれのすべきことを書いて貼らないと。そこまでしとかないと！」
と　流石のアドバイス。

で、しました（笑）特に水回り。

玄関ドアには「戸締り、換気」と書いたのですが、まだ余白が下にあったので「行ってらっしゃい♪♪」と書いて貼っておきました。

すると、帰ってきてそれをを見た末っ子、
「え、もうなにこれ」

ちと、泣きそうでした...

夜もほとんど塾のバイトでいないのですがこの日は一緒に晩御飯。

「もう本当に行っちゃうやん。20年、私を育ててきてどうだった？寂しい？」
といきなりの質問笑

「お嫁に出すわけじゃないんだし、なに言ってるの。お家の方が心配だけどね！」

末っ子だなあ、と思います。寂しさをそのまま言葉にできるところが。かわいいです。

「お父さんも、かわいいな、と言ってたよ」
というと
「じゃ、お母さんを私に返しなよ！」
💦💦

昔から、主人と並んで歩いていると、間に入ってくる子で、それはいまだにやることがあるんです。主人曰く
「お母さんのこと、大好きやからな」

でも　”一人で生活する”と言うことを　体験していく年齢だと思うし、私もそんなかわいい言葉を聞くと　後ろ髪を引かれるのですが、彼女の成長の機会と捉えようと思います。

「一人でやっていけるようにならないといけない年齢だと思うし、（上の子たちも）みんなそうだったし。お母さんは、これからは、お父さんと二人の生活を　大事にして楽しんで行きたいしね。」

姉兄たちも、関東、名古屋、フランスと遠方すぎて　様子を見に帰ってもらうこともできないけれど、今はビデオ電話があるのでなんとかなるでしょう。