合格に必要なたった三つのこと
英語Terakoyaです。
合格発表から1週間経って、やっと実感が湧いてきています。神社にも早速お礼参りに行ってきました。
推薦入試というのは、テストで偏差値が出るわけではないので、全く予想が立たないという不安がついて回ります。
さらに大学によって、何を採点対象にして 何を段階評価にするか、というのも様々。採点対象を
1.志望理由書+小論文+面接+評定
2.評定+筆記試験+小論文+面接
3.評定+筆記試験
4.小論文+面接
5. 小論文+評定
などなど組み合わせは色々。その配点も色々。
上の三人は、内部進学、指定校推薦、アメリカの大学進学とイレギュラーな進学だったので、大学受験らしい受験がはじめての私は、全てが初めてで 結構調べまくりました💧
面接にしても小論文にしても人間が採点するものなので、自分ができた、と思っていても、どこをどう評価されるか 全く予想がつきません。
だから全く”予想”が立たない、というかなりストレスな状態での受験となりました。
我が家の末っ子、四人の兄弟姉妹の中で 勉強のセンスは一番 低い...4人見て私が思うのでそうなのです、テストの成績を見てもわかりました。
それが、第一志望の大学に合格できた!なぜか?と考えて見ました。
答えは三つ、はっきりしています。
”確固たる揺るがない目標があったこと”
”コツコツ ただコツコツと 諦めずに努力したこと”
高校生の段階で誰しもが はっきりとした将来の目標を持っているものではありません。私もありませんでしたし、上の三人の子供達もそうでした。あっても漠然としたもの。
末っ子の場合は小学生の頃から 周りになんと言われようが、 なりたい職業への想いは揺らぎませんでした。
このコロナ禍で日々報道される医療従事者の過酷な状況を見ても、その意思は何ら揺らぐことないどころか、むしろ、強まるほど。だから、その自分の姿を描いて、学部を変える、ということなど一度も思わずに やり通すことができました。
そして、お勉強の才能が高くないなら、その代わりにできることは
”とにかくコツコツと続けること”
これしかないと思います。そして、これはまた、誰にとっても、わかっていても最も難しいことの一つではないでしょうか?だから 私はよく言っていました。
”ウサギとカメの話のように、どんなにゆっくりでも コツコツと歩みを止めない人が 最後にはきっと目標を達成できるんだよ。要領は悪くても、あなたには、その コツコツやれる、という強みがある。それは何よりの強みだと思うから。”と。
そして 高3になって、彼女は それを実行しました。上の子たちは大学で、TOEIC900越え(次男にいたっては満点、まあ4年間アメリカで勉強したのだから...)やTOEFLも110を超えたり、となりましたが、高校の時には誰も英検準1級をとってはいませんでした。
そして、学校の課題やテストも 実に頑張り 過去最高のGPAを取ることができました。GPAが点数化されるところが多かったので、これも非常に重要。
そして一番苦労したのが”小論文”
そもそも 日本語のてにをはがおかしかった。日本語自体がおかしかった。お題を出されても、最初の頃、いやいや当分の間は、一つ書くのに 唸り続けて何日もかかってそれで、た〜くさん直される、というのが続いて、これでどうにかなるのだろうか、果たして、と思うほど悲惨でした。それが 入試の頃には、なんとか形になるようになり、小論文のある大学は全部合格するまでになりました。
英語も、小論文も、数学のようなセンスはいらない、とにかくコツコツやること、それに尽きるものです。でもそれは 時間がかかるし、続けること自体が難しいもの。
一番入試を心配していた末っ子が、ここまでくるとは...改めて、
”確固たる揺るがない目標があったこと”
”コツコツ ただコツコツと 諦めずに努力したこと”
の大切さを再認識したのです。
そして最後に、”良い先生との出会い”
これが非常に大きかったと思います。実は、日本に一月末に帰国後、通うつもりにしていた予備校。お金もすでに払っていたのに、”上海から帰ってきた”ということを理由に、授業の開始を延期することを直前に言われ、それで予備校を変えたのです。いわゆる”差別”を受けて、その時の憤りと悲しさは相当なものでしたが、
今思えば、あの時、あんなことがあったので、いまの先生に出会えたわけです。
娘は あの先生だったから、信頼して頑張り通すことができた、と言っています。合格通知がくるごとに、「早く先生に報告したい!次の授業まで待ちきれないんだけど!」と騒いでいました。
そして今日、手作りのクッキーと お礼の手紙と 合格通知を持って、 先生にご挨拶に行ってきました。
”人間万事塞翁が馬”
学校には指定校推薦があります。だから その楽な方へいつでも逃げることは簡単でした。
だけど、オープンキャンパスやWEB説明会に参加したけど、全くいきたいと思わなかったようです。
さらに、今年のコロナ禍での大学一年生の窮状を見るにつけーオンライン主体で、学生同士の交流もままならない状態ー、わざわざ東京の大学に行く意味を見出せず、そちらへ気持ちが揺れるということもありませんでした。
本当に行きたい、と思う大学があったので この半ば”賭け”のような受験を最後まで頑張り通せたと思います。だから 早いうちにオープンキャンパスなどで、大学見学をしておくことを是非オススメします。
今年は、人数をかなり絞ってのキャンパスツアーなどに切り替えているところも多く、予約開始とともにすぐ埋まってしまう、など情報戦の様相を呈していましたが...
あ、それから、
”希望校の前で 合格したかのように笑顔で写真を撮って、それを目にするところにおいておくといい”
と何処かで読んで、それも実行しましたよ😉
いい、ということはなんでもしました(笑)というか、私にできることはそれくらいしかないので。
あなたの強みは何? あなたの夢は何?
末っ子の姿を見て、私自身、自分に今問いかけている言葉です。
来年について、一緒に思い描いて見ませんか?
次回開催予定です。今年最後です!
英語Terakoya コミュニティ 第37回
日時:12月21日 10:00-11:30(Japan Time)
場所:オンラインで開催(ZOOMでやります)
*英語Terakoyaコミュニティについてはこちらを
*申し込み締め切り 前日(12月20日)
じゃ、参加してみようかな、という方は、こちらからお願いします。→🍀🍀🍀
*第1回の様子・感想はこちらから
*第2回の様子・感想はこちらから
<参加手順>とても簡単!
1. ZOOMをダウンロード!
2. 開始5分ほど前にリンクをお送りしますので、そちらをクリックして入室ください。
3. 途中入退場自由です。
何か質問や、日時をこうして欲しいなどのご要望などがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね