わがままへの対処法

TAMIKOです。

子供のわがままへの対処なら ４人も育ててきたから慣れているのですが...

子供より手ごわい相手は、それは

”親”だった！

親といっても高齢になってからの親ですが（笑）

先月末オペをした母。今までとは違う処置だったので、オペ後ふらつきや吐き気があり、オペ後４、５日経ってもトイレには付き添ってもらっていっていたようです。もともと、足が悪いので 歩くのがやっとなところへふらつきですから...

だけど、血液検査で問題なければ翌日退院、と言うのが病院側の話。退院予定日の翌日に、広島に住む弟夫婦が実家に様子を見に帰るように計画していてくれたのですが、そんな状態で週末しか様子を見れないのは不安。

私が帰れたらいいのですが、娘とお孫が自宅に戻る直前に当たるので、こちらも悔いなくお世話をしてあげたく、その後ならいくらでも帰れるんだけど...という話になり。

母が普段通っているデイケアの施設の方が心配して連絡をくれて病院側に相談してくれて”地域連携”の病室というのがあるらしく、すぐに自宅に戻れない事情がある場合、最大二ヶ月までそこで 自宅で自律した生活ができるように診てくれるとのことで提案をいただきました。

弟が電話して話して、本人も納得しました。いや、一度は納得した💦

が、ホッとしたのもつかの間、すぐに病院から電話があり、
「もうふらつきもなくなったし、検査結果も、自宅に戻っていいということだから、やはり予定通り退院したい」

....やっぱりか....というのが弟夫婦とわたしのきもち。

畑が大好きで畑の世話が気になっているのもあり、自宅に戻っても静養なんかしないのは目に見えているんです。体調も万全でもないのに、そんなことしてふらついて倒れても 誰もいない。いつかも、畑でよろけて、足が悪いので起き上がれなくて相当困ったという話を聞いたことがあるので、私たちとしてはできるだけ病院にいて静養してもらいたい。

弟が電話で説得して一応 納得させたのですが、短気な弟なので、ブチギレ直前まで行った模様（笑）お嫁さんが連絡してきて、

「いや、もうあれは”脅し”に近かったよ。自分も困るというけど、周りはもっと困るんだ、とか...(事実ですが）」

そしてお嫁さんから、私にも連絡して再度お母さんの説得をしてほしい、と。いつになったら私が迎えに行ってしばらく一緒にいられるから それまで病院で静養して、と具体的な日程を言ったら 納得させられるかな、という作戦に。

もともとわがままを言うどころか、どんな苦しいことも黙って人の何倍もの苦労を厭わず自ら頑張ってやる人なのですが、やはり83歳の母です。

言葉で納得させるのではなく、”思いで包んで”わかってもらおうと思っていました。💪

さて、すると当日朝、またベッドから降りてふらついて転倒したと言う連絡が弟に入りました。

私が電話をすると、自分からそのことを話してきたので
「だから〜」と話を持って行きやすく、

「娘と孫が自宅に戻ったら翌日に退院できるように迎えに行って、実家で何日か一緒に過ごすから、それまで静養していて」

と言うと

「わかった。じゃ、娘と孫が自宅に戻るのを見送ったらそのまま迎えにきてくれるんじゃな』

...人の話、聞いてないですよね（笑）

とにかく、素直に納得してくれて一安心。

前回は、次男が東京へ発った日に、膝のオペをしたいと言う母を説得しに岡山へ帰りました。今度は、娘と孫が自宅へ立つ翌日に　退院のために迎えに行く...

見送り、そして会いに行く、そんなサイクルなのかな...
とにかく、その時その時、大切な人たちに、自分のできることを悔い無くしてあげたい、そう思う日々です。

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