そして彼は・・・

英語Terakoyaです。

 

電話で、では来週ぐらいに飛行機取ろうか、と話しました。

「いやあ、こういう時こそマイルが威力発揮するわ!今ならマイルたくさんあるし」

と私。

 

ただ今回どこにどのくらい滞在するかも全く不透明。両方の実家というのも、長くなるとやはりね〜

東京とかで、前みたいにシェアハウス借りるか、ま、とりあえず奈良に戻ってそれから決めたらいいのでは?

そんな感じで電話を切りました。

 

一晩寝て、朝に連絡が来ました。

「昨日はショックすぎて冷静に考えられなかったけど、少し冷静に考えて見た。ここにいれば、友達もいるし、ピアノもあるし、ジムもあるし。大学内のバイトも 自分がやっているオフィスは開いているから続けることができるし、今までと同じ感じで過ごせる。東京で知らないところに一人住んでオンライン受けながら、就活?ってどうも・・・モチベーションが・・・

OPT(卒業後1年アメリカに残って仕事できるもの)も申し込んだから、その場合は、出国しないほうがいいらしい。

一番仲のいい友達は、学校のすぐ近くに住んでるからその子らにも会えるし、寮の友達もいるし。

今すぐ、日本に帰らなくてもいいかな、と。日本に帰って、そこに親がいて、そこで生活できるならまだしも、お母さんたちももうすぐ上海に戻るんだしね。

(上海も今、ノービザで入国はできなくなっていますからね。招待状とやらを発行しても、15日間。なので非現実的)

就活も、今は日本もwebで進んでるようだし、いよいよ最終で対面で、となったら、帰ったらいいかな」

彼の言いたいことはよ〜くわかる。気持ちもよ〜くわかる。

 

私も今回、同じ奈良県内とはいえ、知らないところで部屋借りて生活をすることになり、それでもまだ私は末っ子が一緒にいるし、先もだいたい見えてる、でも、この決定をするのですらずいぶん迷った。

 

彼の気持ちを考えると、時間が必要なんだと思います。

1ヶ月後に卒業式に関する決定があるので、その頃をめどに考えてもいいのかも、と思っています。

 

そんな簡単に割り切れるものじゃないし、心の整理がつくはずもない。

同じドミトリーの友人のままがチャットくれて、

”二人、泣いたって”

本当に、私も泣きたい気持ちですが、ショックすぎると、やはり涙は出ないのです。

 

各国が入国制限や、国境封鎖を次々にする中、そんな状況も見ながらのことになると思います。出国した後、そういうことが起こると、戻りたくてもいつ戻れるかもわからなくなってしまう・・・

 

我が家は、本当にこのウイルスに翻弄されています。

中国ー日本、アメリカー日本、アメリカー中国、この三つを常に注視の日々です・・・

しかし、送られてきた、すっからかんのスーパーの棚の写真をみると、近いうちにどうするか 考えなければならないのかも、と思うのでした。

 

どんなに制約があってもいいので、卒業式だけは、キャンパスで行われるように、最後、それを祈るだけです。

 

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