聞いてるだけでゾクゾク、ドキドキしてきた話
英語Terakoyaです。
とってもカワユイ30代前半中国人女子と話していた時のこと。
忘れ物話から、、、
「忘れ物じゃないけど、私誘拐されたことがあるの」
なんでもお母さんの仕事場の横の公園で友達と遊んでいた時に、知らない女性が来て
「お母さんの友達よ。お母さんは先に、金色の象の滑り台の公園で待ってるから連れて来てと頼まれたの」
4歳の滑り台で遊んでいる女の子、そりゃ、信じてしまいますよね?
で、ものすごい距離を、友達と二人連れられて、山を越えて歩いて歩いて、周りは何もないところで待っていたら、男の人が来て
「この子たちを引き渡す人が今日は来れなくなった」
と
辺りは暗くなって、”帰りたい”と二人で泣いたのを覚えてる、と。
そしてまた山を降りて、ホテルを探していた時に、すれ違ったおじさんに、
「お母さんの名前は?』
と聞かれて答えたら
「見つけた!」
とおじさんは叫んで、その女の肩を取り押さえてみんなのいる所まで連れて行き、そこにいた彼女のお母さんは 泣きながら走って来て彼女を抱きしめた、という話。
いやあ〜、彼女がそうやって私の眼の前で話しているのが奇跡ですよね?
聞いてるだけでドキドキでした
「ものすごい強運だよね!」
そお言いながら思い出したのは、次男の失踪未遂事件。
あれはまだ小学校低学年。湾仔で、先に本屋へ入って行った彼、ローラーブレードでスイスイと。
けど、好奇心旺盛の子で、本人曰く、”あれ、みんないない”と思って(いや、本屋の中にいましたけど)、湾仔のフェリー乗り場まで戻ったものの、やはり家族がいなくて
泣いていたら、香港人のおばちゃんに、声をかけられ、私の電話番号を聞かれたけど、そんなん知らなくて、それで警察に連れて行かれたそうです。
一方私たちは、本屋を出る時にいないことに気づき、真っ青になってその辺を探し回り、その時の私の頭には
「もう会えない」
半ば絶望に近い気持ちで、どこをどう探したか覚えていないほど。
パトカーに乗せられる瞬間を長男が、かなり遠かったにも関わらず(目だけはいい)見つけて、それでことなきを得たのです。
当時は、大陸での臓器売買がニュースになっていたので、もう、本当に見つかったときは、その場に座り込んでしまいそうでした。
「息子さんも、強運ですね!」
いや、そう言えるのかどうか。。。。
ちょうどその話になり、次男が、
「〇〇(長男)にイラっとすることがあると、あの湾仔の事件を思い出すようにしてる」(二人、性格が全く違うので笑)
ほんまやでー
そんな好奇心旺盛な彼、今は、湾仔の本屋どころか、世界のどこでも一人で行ってしまう人になってしまいました。。。。
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