こんな時に病院。その待合室で聞こえてきた会話に・・・
英語Terakoyaです。
エアビーのステイ先、ホストさんの心遣いがあちこちに見られる、パーフェクトな滞在先です。
お風呂も自動でお湯はり。心地良く浴槽から出た瞬間、足が滑って、壁でしこたま頭を強打
その瞬間、結構、スローモーション・・・
かなり痛くて、末っ子が、”冷蔵庫に氷あったから、ジップロックどこ?”とすぐに氷嚢作ってくれて、それで対応。
が、翌日になってもその部分は痛いし、頭の前の方もいた思いし、もちろん、首筋も痛い・・・たんこぶにもなってない・・・これが自宅なら様子を見たかもしれないのですが、なんせ仮住まい。念のために病院に行っておこう・・・
ホストさんにどこの病院がいいのか相談すると、病院まで送迎してくれましたあり得ないほど親切な方なんです。
病院の待合、ふと聞こえてきた会話。(私は脳神経内科ですが、その方達は整形外科)
どうやら、お母さんは、畑を作っているらしい。
外を歩いたりして筋肉をつけるようにしなければならない、でも畑はもう無理やろ。だから返そうと思う。
息子さん、”そういう畑を借りたいいう人も最近はいてはるから、聞いたろか?”
みたいな話、これうちの母とそっくり・・・
実は、母も、足は何度もオペをしていて、いまはちょっと足を引きずり気味でないと歩けません。だけど、畑仕事が大好きで・・・
でもそれはかなり足への負担、ということで、借りていた畑を一つ返したところ。
そして今は自分の土地で畑を少しするようになりました。
一方、田んぼはたくさんあるけど、やはり、これももうお米を作れないので、お金を出して地域のシルバーさんなどに草刈りやら頼んでいる状態。
先日岡山へ行った時にちょうど、とっても感じの言い方が来られて、どうやらそのかたが お米を作りたいから田んぼを貸して欲しい、という話になっている模様。
お役所への申請で書類が必要でいらしていたのですが、すごく誠実な方で、こんな方なら安心して貸せるね〜、なんて話していたところ。
もちろん、お米を作らなくても田んぼを維持するためにそうやって出費がいるので、作ってもらえるだけでありがたいから、と無料でお貸しするそうです。
待合の親子さんの会話を聞いて、自分と母の会話に当てはめてしまいました。
でもそういう姿を見るにつけ
母が通院する時に付き添ってあげられない環境にあることを申し訳なく思うのでした。
さて、診察はと言いますと、診察室に入る私をすぐさま観察している先生。
「今のあなたを見て頭に何か問題があるとは思えません。後頭部を強打すると、首の辺も痛めてないですか?軽い打撲、むち打ちのようになるので、後頭部だけでなく、a頭全体が重い、痛いのが続きます。」
「頭に異常がある場合、次の朝まで待って、病院に行ってみようか、ではなく、すぐに意識を失うとか嘔吐するなどの症状が出ます。どうしても、と、いわれれば、CTもとりますが、悪くもないのに、被爆したくないでしょ?」
というわけで、頓服と湿布を処方してもらいました。いやはや、情けない
ホストさん
「長い間泊まられるんで、昨日、張り切って掃除しすぎたかなあ、と思いましたわ。何もなくてよかったですわ。」
とにかくとんだお騒がせものでした、落ち込みます・・・