胸に刺さった彼の一言

TAMIKOです。

一時帰国の時のこと。

末っ子のお祝いで訪れたJ Wマリオットのレストラン。

驚いたのが 係の人たちの顔ぶれ!少し前までは日本人がほとんどだったのですが 今回、日本人がほとんどいない!

評価も上がったけど、人員のグローバル化も一気に進んだ?と思うほど。あまりの顔ぶれの一掃に、彼は何人かな?なんて話していたのですが

最初にパンを持ってきてくれた人はインド人?

そして2回目彼がきた時に
「○さんは どちらの国から?インドですか?」
といきなり聞く主人。

そしたら
「スリランカです。」

そこで少し話す。後で末っ子が
「あの人、バイト先によく来る人かも!前に”目、綺麗ですね”て言われた笑笑」
思わぬご近所さん😉

次に給仕に来てくれたのは一瞬、日本人と思しき彼でしたが 発音と名前で 違うとわかりました。

もう、我が家 お国当てクイズ状態。また主人が聞いた笑

そしたら
「どこだと思いますか?」とまさかの逆質問。

二人して「タイ!」と言いましたが 違った。でいくつかいうもののわからず、ヒントが来ました。

「ヒマラヤのあるところです。インドの少し北です。」
その辺り疎い私たち、苦戦
「ネパールです」

多少の聞き取りにくさはあるものの、とても流暢に敬語まで話す彼、日本語教師でもある私、つい質問。

「どのくらい、どうやって、日本語を学ばれましたか?」

学校に通ったのはわずか二年半、その後働きながら五年。それでここまでなる?それから色々話が弾み..

ネパールは貧しいので自国で仕事がない。だからみんな数カ国語は話すし、さらに言語を増やして外国に仕事に行くということ。日本に来て とても素晴らしい国だと思った、もっとここでキャリア積みたい、と。

「素晴らしいですね、日本人は日本語しか喋れませんから。」
というと

「それで十分じゃないですか!」
彼はとてもその言葉に力を込めたんです。それを聞いて 衝撃というか ちょっと鳥肌が立つというか ショックというか なんとも言えない気持ちになりました。

日本はこんなに素晴らしい国、そして日本人はどこに行かずとも日本の中で生活していけるのだから、という彼の強い思いを感じたからです。同時に、なんだか恥ずかしくなりました。

ここで働いている彼らは ”生きる”ために日本に来て、必死に働いている、さらにスキルを身につけようと頑張っている、つまり”働く”ことへの動機が 我々と比べ物にならないほど切実だし 必死だということを肌で感じたんです。

こういう”必死な”彼らが どんどん日本へ来てくれることは素晴らしい。だから日本人は 日本にいてもグローバルな競争力を身につけていかないと もはや自国だから、と言ってられない時代が もう来ている、そう肌で感じた彼との会話でした。

終始、笑顔を湛えて 末っ子の四千円カクテルのシャーベットがモリモリで 溶けてお皿が濡れたりするのをすぐに察知して 換えにきてくれたり
「日本のホスピタリティを学びたいです。」
との言葉通りの対応も見事でした。

また彼に会いにきたいな、と思わされるような給仕でした。また行こっと✨

私たちのことも聞かれて、天津に住んでいることも話しました。

「今年の春節の時は、全館貸切というぐらいの状態で 中国人の方がいらっしゃって 賑やかでした。」

想像できる、こわっ...💦

「中国人の方もいるんですか?」と主人。

今日はいないけれど、ベトナム人とのハーフの人がいるとか。

「頑張って、ここで雇ってもらえるように、もう一学期頑張るわ」、と言いながら、心地よさと複雑な気持ちで ホテルを後にしました。

頑張れ、日本の若者よ!!

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