結婚33年目にして知った衝撃!

TAMIKOです。

横浜三日目。

朝食ビュッフェを堪能したあと、いざ鎌倉へ!

「これから五カ所にバラバラになるし、しばらく全員揃うことがないから、秋の還暦には早いけど この機会に家族写真撮ったら?
とのしっかり者の、先を見越す長女の提案で 鎌倉のおしゃれスタジオで家族写真を撮りに向かいました。

土曜日ということもあってでしょうが、それこそ30年ほど前に時々きていた頃の鎌倉とはうってかわって、人、人、人...

コインロッカーも空いてないし、タクシーも長蛇の列なのに、一向に次がこない。スーツケースが預けられないから歩くのも大変、とタクシーを考えたけど、これじゃあ、完全に時間に遅れすぎる、と駅から結構あったのですが歩きました。(奈良組は送ったのですが、長男は持参していたので)

白シャツとジーンズで統一しよう、との打ち合わせ。お孫ちゃんも、ウサギの顔のフードがついた白い衣装でやってきました。が、スタジオが暖かくて、多分暑すぎたんですよね、彼には。

あったことのない大きなおじちゃんたちもいて、知らない場所で、そして前日の結婚式でも疲れていて、さらにあつい、となると、そりゃもう

”泣くしかない”(爆笑)

お孫ちゃんのパパはそんな大男じゃないし、華奢なのですが、うちの男性陣は大きい。さらに長男はかなり増量して、とてもサッカーをやっているとは見られなくて、「ラグビーやってるんですか?」と言われるデカさ。

彼は、お孫ちゃんのことをすごく可愛い!と言っていて、動画もお気に入りだと 一本の動画を十五回とか見るほどのお孫ちゃんファンなのに、泣かれてしまってかわいそう(笑)

いろんなバージョンで撮ってくれました。二人で撮るとき、子供たちは控え室にいたのですが...

「お二人で見つめあってください。ご主人、奥様を名前で呼んでください。」

見つめあってください、とか呼んでください、となると、つい吹き出してしまう私に

「そこ、笑うとことちゃうし!」と主人。

すると、次に完全に予期していないことが!!!

「では奥様、見つめあったまま、ご主人を名前で呼んでください。」

そう言われて、私の頭はフリーズ、そして動揺💦💦💦💦💦💦💦

「え?」

そうなんです、私、結婚33年目にして、自分が主人のことを何かしらの「名前」で呼んでこなかったことに気付いたのです💧

”どうしよう..."(でも、カメラマンさん待ってるから 悩んでいる間もない)

主人は私をTAMIKOと呼ぶので、とりあえず、同じように、と思い、

「○○○○」

と”呼んだ”というより、ありえないほどのぎこちなさで”読んだ”のでした😆汗汗汗

撮影後、

「ほんま信じられへんわ」
と主人。

「そういえば、名前で読んだことなかった、付き合った頃から。って四十年近く呼んでこなかったということ...”ねえ”とか”ちょっと”とかで...」

「呼びにくいんやろな、とおもってた。」

「なんて呼んでほしい?」

「今更ええよ。」

なんという会話でしょう...

けど、この事実、私にとっては結構衝撃でした...でも、今更呼べない...

でもまあ、名前こそ呼んでこなかったけど、お互いのこと理解して家庭を築いて、還暦を一緒に迎えられるんだから いいかな?(笑)

さて、肝心の撮影ですが、お孫ちゃん、知らない大きな人たちはいるし、暑いし、眠いし、でカメラマンさんがおもちゃであやしながら注意を引きつけてくれてシャッターを切る瞬間までは なんとか耐えるのですが、それが終わった途端に号泣、というパターンを最後まで続けて、出来上がった写真では終始涙目か泣き顔(笑)これもいい思い出になります😉

翌日にはデータで見れたのですが、みんなすごく自然な笑顔で、めちゃくちゃ温かみのあるファミリーフォトで大満足となりました!

あまりに良くて何度も何度も見返しては
「あ〜、幸せだなあ。」
と感謝の想いが溢れてきました💖

子供たちは立派に成長して自立して(末っ子はまだ脛齧り中ですが)そこにこの上なく可愛いお孫ちゃんまで加わって、全員元気でいられることに感謝。そう、感謝しかありません。

次にこうやって家族写真を撮るときはいつなんだろう...
こういうカジュアル写真、フォーマルバージョンと違って、その人のそのまんまが出る感じで想像を上回る素敵さでした。
家族写真を撮るたびに、お孫ちゃんが増えていく...なんて考えるだけでもうワクワク幸せな気分になります。

帰りは スーツケース組は、タクシーで帰る、となりました。6人プラスベビーは一台に乗れないし、あれだけタクシー待ちしている状態で2台はとても無理でしょう、と。

大学院出願書類の仕上げをしなければいけないから、と帰りを急ぐ次男と、お孫ちゃんの離乳食の時間だから帰る、という長女、そしてそれに引っ付く形で末っ子の3人は歩いて帰ったので、最後はバラバラでしたが。

いつも別れ際が 泣きたくなるほど寂しい母なので、こんな感じでバタバタと慌ただしく別れるぐらいの方がいいのです...

一枚、フォトフレームにしてくれるのを選ぶのも迷いに迷うほど良い写真ばかりでした。届くのが楽しみです😉

人数多いと結構圧巻です(笑)頑張って育てました😉