中国人の本音はどっちだ?からの国民皆保険

TAMIKOです。

少し前にyahoo の記事で見たものに、

”なぜ中国人の高齢者は こぞって運動するのか?”
みたいなのがあったんですけど、そこでは、確か、日本のように国民皆保険があるわけではないので、病気にならないように、体を鍛えている(病気になっても病院に行けないので)、というようなことが書いてありました。

一方、先日の「月曜から夜更かし」の中でインタビューに答えていたおばちゃんは
”長生きすればその分年金がもらえるでしょ、たくさんもらって遊んで暮らすのよ!”
みたいなことを言ってました笑

どちらが本音だ?と思って 上海人の生徒さんに聞いてみた。

そしたら
「そのおばさんのいうことはちょっと違うと思います。年金はそんなにたくさんもらえるわけでないので、それだけで生活するのは難しい。長生きすれば病院にかかる確率も増えるし、旅行などしたいと思えば 結局貯金を切り崩していいかないといけないです。」

それもそうだ...

結局、その人の財政状態によって変わってくるか。

しかし、おばちゃんの考えを聞いた時は、日本人としてはやはり驚愕でした。日本の高齢者の思考だと

「子供たちに迷惑をかけるようにはなりたくないから、そのために健康でいられるように 体を鍛える。」
ではないかと思いますが...一般的には。母もそうだったし、私もそう💦

それをいうと、生徒さん、
「そうですか!?」
と驚いていました。

この日は、レッスンで見てもらった 動画の感想の意見を交換したのですが、同じ動画を見ても、それぞれの国の思考や文化をもって判断するので、また違う視点から見ていて、毎回、新鮮です。

国民性の違い、面白いです😉

そうそう、先日、国民皆保険のことで主人と話したのですが

日本は高齢者は気軽に病院にかかれる。義妹は長年病院の受付で働いていたのですが

「整形外科は、もう、高齢者の社交の場じゃから。久しくあった患者さん同士が
”あんたどうしょうたん?しばらく見んから心配しょうたんよ”
(岡山弁:さいきんどうしてたの?しばらく見かけないから、心配してたのよ笑)
”ちょっと具合が悪かったんじゃわ”
な感じなんよ。」
と言っていました。

主人曰く
「そんなあまりにも病院に気軽にかかりすぎて、税金も使う。だったら中国人のように未病を防ぐ、という方がいいんちゃうか?」

それも最もだとと思います。国民皆保険があることに 甘えてはいけないですよね。特に超高齢化社会の日本、そちらにどんどん税金が使われていくのですから、国も”未病を防ぐ”をもっと政策として打ち出して 周知していくのが必要だと思います。

私も肝に銘じておきます。