食料調達だけではない、もう一つの命に関わること
TAMIKOです。
上海の生徒さんとレッスン。
食料調達の現状は連日報道されていますよね。食料確保するのも 命に関わる大事なこと。
でも彼女と話して、もう一つの命にかかわること、深刻な状況であることを知りました。
まず、急病でも、どこも受け入れてくれない、コロナ対応になっていて。生徒さん以外、
「コロナ以外は 病気として扱ってくれないも同然」
彼女のご主人や義理のお父さん、糖尿病で服薬しているのですが、薬ももらいに行けない、なぜなら診察が必要だから。だから、できるだけ脂分をカットして野菜を多く取るようにしている、ということですが
ご主人は特に重い糖尿病だと前から聞いていたので、それだけでは絶対ダメだと思います。
心配です。私も父がそうでしたので...
すでに薬が切れてから2週間。
知り合いでガンの激痛のある方、薬がなくなり、その痛みに耐えかねて命を絶たれた、とか...
もはや”戦場”でしょう...せめて、医療への必要なアクセスだけは確保してほしい...
ありがたいことに、多くの日本企業が入っていると思われるウェルビーでは、オンライン診療をして薬を郵送、という対応をしてくれるらしい、と主人が言っていました。
食料通達も、郊外に住んでいると、困難を極めるようです。我が家のように都心部であれば、運よければデリバリーで外食をゲットすることもできるのですが、店が少ないのでそんなことは望めない、とのこと。
近所の農家に野菜を頼んで入金しても、配達途中で、警察に捕まり野菜は届かず(外出禁止ですから)、ということが何度もあったということです
。(返金はしてもらえるようですが)
何より、他国のように、ロックダウンで働けないから給付金、というような手当ては一切なく、収入が途絶える中食料品の値段が5~10倍になるけど、買わないわけにはいかないし、不安しかない、と。
かける言葉も見つけられませんでした...
報道の裏に、もっと深刻な問題がたくさんあるのです。
主人よりチャット。今週末の解除予定のところへ、まさかの
「同じタワーで家族感染」
の情報が流れてきた、と。これが本当ならこちらも絶句...
ウクライナは本当の戦場、でもいまの上海も形の違う戦場...
政府の様々な思惑の犠牲になるのはいつも力無き者...
いたたまれない気持ちです...
Terakoyaコミュニティ開催のお知らせ renewal!

Terakoyaコミュニティ開催
以下の日程でリニューアルしたTerakoyaコミュニティを開催します。
- 日時:5月10日14時〜15時半 (途中入退室OKです)
- トピック:今回はフリートークです✨
- 参加方法:
1. 前日までに下の”参加申し込み”ボタンをクリック
2. お問い合わせフォームに”Terakoyaコミュニティ参加”と件名、その他必要事項 を書いて送信
3. こちらからご参加確認メールをお送りします。
4. 当日5分前にzoomのリンクをお送りします。そちらよりお入りください。
*事前にzoomをダウンロードしておいて下さいませ。
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