初めまして、ではない”初めまして”

TAMIKOです。

私、天津人の知り合いが一人だけいます。とても奇遇なのですが...

この前、彼女と会ってランチの後逛街。その時彼女が
「2018年からですよ〜」
と言われて、あ、そうだった、まだ私がコロナ前、上海にいる時からだったね！と。

その時彼女は日本。私の元中国語の先生が日本の日本語学校に行き、同時に中国語を教えていたんだけど、そこの先生で、日本語やりたい人がいるから、と互相学习に、と私に彼女を紹介してくれたのが始まり。でも、コロナで帰ってからはやってなかった...💦

彼女はこの春に天津に戻り、私は半年後にやってきたというわけです。

で早速ご飯食べよ〜、となりました。

よく知っているのに顔は知らない待ち合わせ、ちょっとドキドキ。とっても親切で　レストランまで一人で行けるよ、と言ったのですが、まだ不慣れだと思ってくれて　最寄りの駅まで迎えにきてくれました。ほんと優しい💖 長女の２つ年上なので、母娘、と言ったところです😉

天津料理が食べたい、とリクエストしていたので　彼女が連れて行ってくれたところは　天津包子の有名なお店。セットで選べて　これまた天津の人が好きで良く食べる少米粥。炭水化物オンパレード笑

店名の名前の由来も書いてありましたが、こんな漢字いっぱい読めない。
「ここの包子 が美味しすぎて、次から次へお客さんが来て　包むのに店主が忙しすぎて、周りに構えないという意味です、够は店主の名前です。」

美味しくいただき、「天津のお菓子もみませんか？」と”麻花“を買いに。見た目はいわゆるかりんとうのようなものですが、塩味やら甘いのやらなんかたくさんの味がありました。あまり脂も多くないし、甘すぎない、とおばちゃんがいうので甘いやつを。おばちゃんのいう通り、美味しかった！ちょっと止まらなくなる危険さ笑

で、「あ、ここは昔の有名な小説家の女性が一時住んでいた住居です。入ってみますか？」

かなり前の建物で、内装も　レトロな洋風で、でなんとそこの各部屋でお茶を飲めるという、びっくり！日本なら　ロープがかかっていてそこから中を覗くようなところですよ。

各部屋好きなところで。中国ではどこでもよくみる、”まるで自宅のリビングにいる”ようにくつろぎ切っている人々笑

素敵なレトロな調度品に囲まれてお茶は、なかなか優雅でした。彼女も、「わ、ここきてよかった！」と大喜び。

ちょっと薔薇はくたっとなっていますが...笑いや、だいぶか💦

彼女は今中国語を教えていて、さらに選択肢を広げるために、中国語教師としての正式な資格を受験中。筆記、難しくて落ちたと思ったけど通ってて、来月面接とか。日本語での自己紹介を今用意している、ということだけど、彼女の日本語なら大丈夫！頑張って！

まだまだ若い彼女だから、これからああしてみたい、こうしてみたい、という思いがたくさんあるようです。それに向けての努力も準備もしている。日本での何年間で　彼女は考え方も変わり、強くなったそうです。また外国に住みたい、とも。
「いい経験になるよね。でも、わたしが天津にいる間は天津にいてね！」
とまあ、何とも我儘なお願いを😉

ちなみに、ママは53歳とか。え、私よりだいぶ若い！
「ママの年代は、結婚が早くて20歳でしたから。退休したばかり。」
「一人で大丈夫？今ママ近くにいるみたいだから　合流します。」

5,6年娘がいなくてママは寂しい思いをされていたと思います。今はしっかり親孝行してあげてね！今週は動物園に行く！と言ってました。

「今パンダが見れないので、来春パンダが見れるようになったら一緒に行こう！」
とのこと。中国人にとってもパンダは特別なそうな。

「また逛街しようね〜」
「一ヶ月に一回！」
と次のデートを確約して別れました。若くてもしっかりした考えを持っている彼女といると、年齢の差を感じません。（合わせてくれてるだけだと思うけど😉）

長いこと日本にいて、久々に戻ってきたら全てがアプリ上で終わる生活になっていて、地下鉄乗るのも、検索するのも　まだ慣れない、と言ってました。そうなるよね！

「使い方慣れてますね！」と褒めてくれた笑　ばあばはそういう方面について行くの必死です💦　ボケ防止にもちょうどよしということにしときます😏

道を渡るのもまだ怖い、と。う〜ん、上海に比べると信号無視で渡る人がまだまだいるからねえ。上海は　警察が必ず立っていて真剣に文明化をやってるけど、天津で警察が立ってるの、まだ見たことない...警察はどこに？

彼女も
「まだ道渡るの怖いです」笑
とにかく、思った通りの温厚ででもしっかりと先を見据えている彼女、私にとっては最高に心強い友人です😉やっと会えて良かった〜✨

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