その言葉に胸がキュッとした
TAMIKOです。
たくさん移動して、多くの人に会っている今、ちょっと頭の中が混乱気味です。
久々に会う方もいたりして、なんだろう、いろんな人のいろんな人生に接しているというか...
LINE のやりとりでは決して目にすることのない相手の表情や 声に触れて
なんと言っていいかわからないのですが 感情を揺さぶられることが本当に多くて...
だから頭の中が 気持ちが 追いつかないというか ...
そんな中で胸がキュッとした言葉
一つ目。
退院して翌日から早速畑へ出かけて言った母。なかなか帰ってこないので 転んで起き上がれなくなってる?と思い
様子を見に言ったら 畑作業中。
「もう、その辺にして帰るよ」
と連れて帰ろうとしたら、たわわになっているプチトマトやピーマンを目にして、そうするともう、収穫しないわけにはいかない母。一緒に収穫したのですが、
「今年はようなってくれるなあ〜、こんなになってくれてありがとうなあ〜。いつまでなってくれるんかな、霜が降りるようになるまでかな?ありがとう、ありがとう」
とピーマンの木に話しかけているんです...畑は かなり場所が悪いところであるので、もしよろけてしまったらしたへ転がり落ちてしまうようなところ。だから あまり畑ばかり行かないように周りから注意しているのですが
母の楽しみは、野菜を育てて、人にあげて、喜んでもらえる顔を見ることなので、それを取り上げるのもな、とは周りは理解していたのですが、野菜に話しかけている様子を聞いて
「これはもう、子育て同然なんだな、母にとっては。この一番の生きがいを取り上げることはできないわ...」
と痛感しました。
二つ目。
姪っ子が 駅まで迎えに来てくれました。何年もあってなくて、LINEで時々相談を受けていた仲。両親を早くに亡くし、姉と折り合いが良くない。(姪っ子はめちゃくちゃできた子なのに)うちの実家まで送ってくれて 話をしていると
「いいな、帰るところがあるって」
と声を詰まらせるんです...
「ここを実家と思って来たらいいし、私を姉と思って なんでも言ってきて」
と言わずにはいられませんでした。
三つ目。
姪っ子の息子くん。私は、彼が小さい頃に会ったきり。姪っ子が連絡をしたら、ちょうど駅近にいて、母が退院すると言うのと、私が戻っていると言うのを聞いて、私に会ってみたい、と言うことできてくれるとこに。
高3男子ですよ。(あらかんのおばちゃんにあってみたいなんて、嬉しすぎ😉)それが、
「おばちゃん、退院おめでとう」
と、美味しいそうなプリンを、母と私の分と二つ買ってきてくれているんです、もうびっくり!母から とてもいい子で出来た子だと聞いていたのですが、いや、この年の男子が、こんな心遣いができることにびっくり!!
しかも180センチ越えのイケメンくん、これはモテないはずがない(笑)
話をしていると、来年3月、高校卒業したら 奈良へ旅行したい、と言うではないですか!?思わず喜んで色々聞いてしまう私。普通なら、USJか京都でしょう?
「東大寺に行ってみたい」
とのこと。そりゃもう、「案内してあげるね」と約束。
と言うわけで、切ない胸キュッ、嬉しい胸キュッでした。
みんなそれぞれの人生。いい時もあれば悪い時もある。それぞれに必要な体験が起こっているのだから それを味わいながら生きていこう、と思えると、良い時も決して有頂天になることなく、辛い時も少し気持ちが楽になるかもしれません。
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