風評被害にあいました、コロナハラスメント
英語Terakoyaです。
もともと3月の春休みに、受験対策の予備校に日本で通おうと、12月の一時帰国で申し込みに行って入金も済ませていました。
今回このようなことになり、早めに受講をさせてほしい、帰国より2週間経って連絡をしたところ、OKの返事をもらいまいした。
ところが。。。
いざ受講となる直前、理事長より
「やはり、時節柄、色々と心配ですので、できれば3月からに。やはりマンツーマンで他の生徒さんにも、講師は教えるので、もし、という場合を考えると心配だから、と」
その時すでに帰国して3週間以上、なんなんら最長の潜伏期間と言われている24日以上経っていました。
ちょうどこの時、中学教師が感染、というニュースが出ていたんですよね。
翌日、講師に電話をしたところ
「教育委員会に知り合いが何人かおりまして、相談したんですが、やはり、今のこの時期、中国から戻られた方をあまり塾などで受け入れないほうが、とのアドバイスももらって・・」
「教育委員会が公式にそう言っているんですか?」
「いえ、公式ではないですが、知り合いの委員会の方がそんな風に・・・。なので4月からにさせてもらえますか?今の状況だと、4月に戻るのも難しくないですか?まだおられる可能性も高いし、その時は最優先でやらせてもらいます」
「もし、なんでしたら、受講料、返金させてもらうこともできます。」
何日待てば、感染してない、とみなされるんですか?そもそも、私たちがいたのは上海、そして、帰国した時点で、感染者はごくわずかでしたし、周りに一切いませんでした。
教育委員会に電話しようかと思いましたよ。けど、どうせ、誰が申したかわからないですし、というような返事しか返ってこないのは わかっているので、電話するだけ、余計に腹を立てて、精神的に良くないので やめましたが。
そして”教育委員会”という名前を出してくれば、こちらが黙る、ぐらいに思っての言葉なのか、と思うと悲しくなりました・・・
仕方ない、と言えばそれまでです、とにかく、仕方ない・・・けど、末っ子は、やっぱり嫌な思いをしました・・・
本当、やるせない思いです。
なんだかここまで言われたらもう、お世話になりたい気持ちは失せます。
そうでなくても、先が見えないことへの不安感が強いのに、このような風評被害でそれに追い打ちをかけられ・・・
チャーター機の方々、クルーズ船の方々、風評被害にさらされている方々が大勢いらっしゃいます。その方達になんの責任もない、たまたま、武漢に住んでいただけ、たまたま、そのクルーズ船で旅行していただけ、なのに。
このウイルスが収束した時に、こんな経験ひっくるめ、自分の人生において”意味をなすもの”になっていくんだと思います。というより、そう思わないとやっていけない・・・
だから、気持ちをできるだけフラットに保ち、”事実、現実”としてだけ見ていくように努力しようと思います。が、凡人の私には、結構難しいです