覚えている限りでのここ四半世紀最大の失態とは?
英語Terakoyaです。
人生最大とはいいませんが、結婚以来ではおそらく最大の失態をやらかしてしまった、日本から上海に戻る日。
いつものエアポートシャトル乗り場で余裕を持って待っていました、その日も。
そこには、ショッピングモール行きのバスも停まり、いつも長蛇の列ができているのですが、その日も長蛇の列。
が、その人達が乗り込んだ後も長蛇の列。そして大きなスーツケースを持った人も何人も。
「え、こんなにエアポートシャトル乗る人がいるなんてめずらしい!」
中高年の元気な方々もおおきなリュックを背負って大勢。シルバーパワー恐るべし!などと思っていると、
「定員を超えているのでもう一台用意します」
と車掌さんが。とみると、いつものエアポートシャトルがその場を定刻より早めにでていったので、
”あ~、違うバスが来るのね”と待つと
なんと路線バスが二台!
路線バスですか?と驚きは隠せないものの
”用意できなかったのね”
と乗りこむ。この時点では、まだのんきに、友達や子供に、「エアポートシャトル、まさかの定員越え!」なんてメールしてました。
ところが。。。
不思議なことに各停留所に停まる。
”まあ、本来路線バスだし、途中までそんなかんじでいくんかな”
しかし、そのゆっくりさ加減にだんだん不安に。
”でも、みんな大きなスーツケース持ってるしなあ。いらいらしているのは私ぐらい?みんな何もあわててないわけだし、焦らない焦らない”
と言い聞かせつつ。。。
エアポートシャトルはいくつかの乗り場を経由していくのですが、ここ経由したら、もう、バイパス乗るよね、
と思って居たところを過ぎて、
”???これは五條方面の道だよね!?え、もしかして、これ、明らか違う??????”
とその時、不安的中?やっと気づき
「これ関空いきますか?」
と顔面蒼白で車掌さんにきくと
「いや、これ新宮ですわ」(和歌山のおもいきり南、”日本一長い路線バス”とかでテレビ放映されるようなところ。運転手さんも、私のまさかの質問に驚きを隠せない模様!)
気持ちがそこで一気に崩れ落ちそうになるのをなんとか持ちこたえ
「関空ここからどうやっていけばいいですか?」
時すでに、40分以上経過。。。。
バスの後ろの中高年の方々、ざわめく。。。
「間に合いはるの?大丈夫?」
など優しぃお声を背後からかけてくださったのですが、頭の中が真っ白の私はそれに答える余裕もなし。
奈良のそれもめっちゃローカルな国道に大きなスーツケースを持って降たつことになったのです。
(はい、ここでいいわけさせてください( ̄▽ ̄))
#普通では考えられないような間違いと思われるでしょうが、その時間、そのバス停に停まるのは、関空行と、イオンモール行きのバスしかないと思っていたのでまさかの”新宮”いきが停まっているなんて、知りもしなかったので、疑わなかったのです、この列は空港いきだと。
それにスーツケースを持っている人も何人もいたし。主人にいわせれば
「そりゃあ、新宮なら、スーツケースで行く人もいるわなあ」
と。私、そんなコト知らんがな!奈良育ちちゃうし!
と、”御所”(という超ローカルな場所)~”ごしょ”ではなく”ごせ”と読みます~から関空でチェックインするまではまた明日。
(今これを書きながらも心臓がバクバクしてきます💦)