私はもう 焦らない
英語Terakoyaです。
もう7、8年前ぐらいになるでしょうか・・・
自分の英語講座を開講しよう!と思って悪戦苦闘していた頃。
ブログで自分というものを、そして自分が提供できるもの、そして今まであげてきた実績を発信するのが 一番信頼を構築できる、という思いから
ブログ講座なるものに、大阪まで週1で3ヶ月ほどかな、通いました。
参加者は起業している女性ばかり。多くは、独身、あるいはお子さんのいない方だったかな。
なので、それだけに集中できる感じ。かたや、私は、主人が単身赴任の中、思春期・受験期の4人を1人で抱え、子育てに、受験に、仕事に、学校の種々の役員、はたまたマンションの役員などを1人でこなそうと息も絶え絶えな感じで四苦八苦していた頃。
そして順調に行き出した頃に、主人の上海赴任に帯同。
つまり、そこまで築いたものをゼロにしたわけです。
講座の同期の様子はFBで目にします。皆さん、ビジネス目的なのでどんどん投稿されますしね。
7、8年継続されているので、みなさん、大きく成果を出されています。
上海に来てしばらくの間は、そういう様子を目にすると、焦ったものです。彼女たちに引き換え、自分は・・・って、
「新しいことを学び、人脈も築いているんだから、停滞ややすみどころか、次への準備期間なのだから」
と親しくしていた同期から言われても、焦りの方が強く、自分にはちっとも響かなかった・・・
でも、日本と同じことはできないのはわかって来たし、ここへ来たのは、7年も主人と離れて暮らしていた私たち、やはり、家族で一緒にいることを何より優先したので、その選択に悔いはない。
今日も、同期の1人が新たな開業をしたという投稿を見ました。でも私の中に湧いたのは、
”わあ、すごい!7、8年、紆余曲折はあっても、軸はブレずに続けて来てたのもわかったし、やはり継続は力なり!素晴らしい!」
という思い。
私自身、上海に来て、新しいものを学んだり、新しいことをうんうん言いながらやって見たり、”挑戦”は続けて来ました。優雅に暮らすどころか(多分そういうスタイルは一生できない、私は笑)自分を常に追い込んで来たかな。(焦りがあるから余計にだったかも)
日本で立ち上げた英語講座の延長は無理だけど、それ以外の引き出しを今は増やしている、そんな感じ。それが今までの経験とこの先、どのように絡み合って、どういう方向に行くかはわからないけど、必ず、やっていることが役に立つことがある、それだけは確信できるのです、今までの経験から。(もちろん、何もやっていないと、そこからは何も生まれません、当然ですが)
外部での非常勤講師のお仕事をいろいろなところで〜自分が思いもしなかったようなところでも〜やらせていただけるようになり、自分の英語講座も順調に生徒さんが増えてくると、
もっともっと!
って思う。
あの頃は、これからいくら学費がかかるかもわからないし、マンションも内見会を見て勉強、だけのつもりだったのに思わず買ってしまったし、だから、できるだけ!と思っていたかも。
上海に来て、次男のアメリカ学部留学も残すところ1セメスター、残りは末っ子だけ。もっともっと、ってもう必要ないし、もっともっと、だと疲れる。上昇気流の時は勢いもあるから大変でもやりおおせるんだけど、いつも追われている感じになる。
前には進み続けたいけど、その程度や目指すところは、今までとは変わって来ているんですよね、自分の中で。確実に齢も重ねているわけですし。
自分の理想とするものは
緩やかで、持続性のあるものへと。
同期が目指すところと、自分が目指すところが”異なる”ので、もうそれを見ても焦らなくなったのもあるかもしれませんね。
そして上海での5年を振り返って、”停滞”’Zero"ではなく、日本にいたら決して得られなかったような新しい知識や、人脈を得ていることに気づくので、全てを置いてこちらに来た自分の選択を 肯定できるようになったからなのかな、と。
彼女たちは、一つの軸を持ち、ブレずに、それを長い期間続けて、それを形にして来た、素晴らしいこと!
私は、一つの道は一度そこでストップして来たけど、また新たな道を模索中。
今はそんなふうに客観的に見ることができるようになりました。
そしてこの歳になっても新しいことを学べる環境にいられることに感謝です。
”見方を変える”って実は結構難しいことです。私は不器用なので余計に時間がかかったのかもしれません。
”物事をいい、悪い、で判断してはいけない”と言われますよね。そこには主観が入っているから。
迷ったり、心が乱れそうになったら、ググーッと思いっきり引いて、いまの自分を見て見ると、解決することもあるように思います。
人間、幾つになっても勉強ですね
自分のペースで、でも歩みを止めることなく、歩いていきます。