日本への外国人労働者の受け入れへの懸念
英語Terakoyaです。
毎日中国語オンラインレッスンを取っていたのですが、しばらく私は休んで末っ子にやらせよう〜、と思っていたら
「テスト、やっと終わったのに、絶対今日はやらへんからな」
と末っ子。
もったいないから、じゃ、先生とレッスンでなく、おしゃべりするか、とオンライン。
「最近、日本の農村は空き家が問題なんでしょ?ここ数日中国で、日本政府が、農村の空き家を外国人に無償提供する、ってニュースになってるけど」
と先生。
「え、そうなん?じゃ、ビザは?」
「永住ビザを発行してくれるらしいよ」
「えー?来春から何万人とも言われる労働者を受け入れるように準備を進めているらしいけど、農業漁業でも就労可能になる、と昨日日本のニュースで見たけど、空き家の話は知らないわ」
と、そんな話に。
あとで調べて見たけど、農村の空き家を農泊や、外国人観光客向けの民泊に利用して農村を活性化、なんていう記事は見つけたけど。。。
今の日本の若者が嫌ってやらない3Kの仕事など人材が不足している分野を補う形になるようなことを言われていますよね。
その一方で、外国人労働者の悲惨な実態も報道されていて、日本人として、雇用する側がそのようなことをしている、というのは本当に残念なばかり・・・
日本人労働力が足りない部分を、あるいは、担い手がいない部分を外国人労働者に助けてもらわないと、すでに立ち行かなくなっている日本の現状
一方で、母国で、多額の仲介料を払ってでも、日本に行けばお金が稼げて、家族みんなの暮らしが楽になる、と夢を持ってやってきてくれる外国人の人たち
本当はwin-winの関係になれるものを、現状はまだまだ追いついていない。。。
これは政府があまりにも焦って法令化、実現化しようと思っている、というのも原因のように思われます。
日本人って、一種独特な国民だと思うんですよね?
220年も鎖国ができたのも島国だから。
おそらく、根本は鎖国していた頃の意識とさほどかわりない人たちもまだまだ多いのかも、と思います。
島国で、ほぼ単一民族で、人種問題などない中、戦争に怯えることなく暮らしてきた私たち世代
異人種との共存、というのはまだまだ物理的、心理的準備ができてないのでは?だから諸々の問題も起こっている・・・
外国人観光客を誘致するための優遇装置だけはどんどんされて、外国人観光客(正式名は消費者とありますが)向けの困った時に相談できるホットラインまで設置されました。
でもまずは、日本人の意識を、国がちゃんと変えていかないと、ここまで急な”国際化”は、スムーズに運ばないのではないか、と思っています。
よそ者ではなく、日本の社会が立ちゆくように助けにきてくれる人たちと、捉えるところから始めないといけないのでは、と思っています。
と、最近、この件に関してはなんとなく、自分の中で思っていたのですが、先生とのおしゃべりで、よりその懸念が増しました。
ちょっと真面目な話でした^_−☆