今日は末っ子の場合です。
実は生後1ヶ月で渡航。
しかしあのSARSが一気に拡大したために渡航後8日で帰国させられ、改めて渡航したのは生後5ヶ月。
香港では、会社から車の運転は禁止されていました。
また小学校6年せい以下の子を家に一人で留守番させることは違法でした。
共働きの多い香港の中流家庭以上には、あまさん、と呼ばれるメイドがいました。
通いもあれば住み込みもあり。
0、5、8,10歳の4人の子がいて、車もないではもうひとりいてもらわないとまわりません。悩みに悩んだ挙句に住み込みのフィリピン人のあまさんを頼みました。
うちは大当たりですごくいいメイドさん。
コンドミニアムのプレールームに朝夕、彼女と末っ子は遊びにいき、香港人はもちろん、中国人、韓国人、ニュージーランド人、フランス人、はたまたインド人など、末っ子の友達は実に多彩。
歩いていると、様々な国籍の老若男女から「Hello, ○○!」と声をかけられました。
「え、あの人も知り合い?」というような人からも。
サリーをきた、インド人のおばあちゃんとか。。。
幼稚園も、waitingでなかなかはいれないというイギリス系に入れました。
(私のメールが効いたようです。後日に上海人のお母さんから、「私もずっと待っているのに、なんで入れたの?」と聞かれました)なので彼女の英語はめきめき上達
。帰国する頃にはひとり遊びも英語でするほどでした。
が、しかし、
帰国してからは英語ではなく、関西弁の習得の方が彼女にとっては大切で、それといれかわるように英語はどんどん忘れていきました。
もちろん、何もしなかったわけではなく、しばらく、英語のDVDを見せたり、毎晩絵本を読み聞かせたり、と努力しましたが、日常使う必要がないものは・・・
今は、といいますと、
毎朝、朝食の時、1週間遅れのラジオ講座のストリームを自分でクリックして聞いていますが、聞いているのかどうか・・・・ま、その姿勢が大切でしょう。
検証:小さければ小さいほど英語の習得は早いですが、その分、忘れるのも同じくらい早いです。
でも、発音やヒアリングはどこかに残っているようです。
その代わり、未だに日本語がおかしなところがありますが。
幼児での渡航・帰国は、英語力を維持するのは至難の技です。