天津の大学二つ通ってみての総括【完全保存版】(かなり詳細に書きました)

成績と修了書、もらいました

成績は甘々なので 全く実力の評価にはなっていないのですが、あちこち行ってめっちゃ休みながら、一応期末テストが受けれるギリギリで踏みとどまり、最後まで通い切ったことに、意味があると思っています。
(5科目ありましたが 点数だけは全部90点以上ありました、甘すぎ笑 まあ、アラカンでよく頑張った、という先生たちからの愛だと、受け取っています😉)

二つ通ったからこそわかること

正確には 上海にきてすぐに通った上海交通大学を入れて3つなのですが、やはりこの大学は"格”が違いましたね。数ある中国の大学の中でもトップオブトップのクラスですから。
コロナ前のことだし、同じ基準で比べることは難しいですが、大学の設備、教師陣、カリキュラム、オフィスの対応などあらゆることが 比較にならない笑 不満を感じたことはありませんでしたから。

ところが 天津の大学、不満だらけ😭

え?は?みたいなことばかり!
二つ通ったからこそわかる、それぞれのメリット、デメリット、で最終どっちよ、ということを書いてみたいと思います。あくまで私の主観です、好みです。

南开大学

出願〜開講まで

コロナ禍を得て、リアルで開講の2期目だったようです。全てがオンラインの申請です。書類をきっちり揃えて出さねばなりません。ただ日本に取りに帰らないと手に入らないものは、それを伝えれば変わりの書類を送信してくれますが、そのタイミングが遅すぎる

*募集を見る時にH Pを見ましたが 何年か前のものしか載っていなくて、 ミニプログラムで見つけました*

入学申込で大学に行く時に、授業料をこちらは入金。その後クラス分けがそのままあり、その結果、クラス発表が最終受付日翌日ぐらいにあって、午後から各クラスに行って、オリエンテーションを受けるように、というのが結構直前にきました。筆記テストと面接もあったようです。

クラスは最初の1週間は色々聴講してよくて、それで最終的に自分で決めます。

私は日本に戻っていて申請期日には行けないから後日行くと伝えていたのに、こういう大事なことをすぐに知らせてくれなかったので 開講当日、どのクラスへ行けばいいかも決まってない状態で、オフィスの対応も雑すぎて、非常にあたふたしました。(オフィスの対応の雑なのは外大も同じです)

カリキュラム

クラス分け

初級1.2, 中級1.2, 高級1.2の6クラス編成。
1クラス十五人ぐらい、と問い合わせたら言ってましたが、実際、その時によってだいぶ違います。
多いクラスは三十人近いところもありましたが、それを分割するわけでもありませんでした。
クラスの人数って大事なので、あまりレベルに差がないのなら、少ない方を選ぶのも一つの選択だと思います。
後は国籍も見るといいと思います。

科目

初級はわかりませんが、中級、高級は2科目だけ。
reading+wiriting读写, listening+speaking听说

この二つのテキストが連動していて、その単元で習得するべきものもわかりやすく、練習量もしっかり
あり、とてもいいです。大学のオリジナルテキストのようです。

一人の先生が4コマ連続で教えます。なので午前中4コマの日✖︎2、午後4コマの日✖︎2でした。
4コマ連続はしんどかった...

先生が二人なので、つまり、一人の先生がハズレだとちょっと厳しい、ということにはなります。私の時はそうでした。

先生

外部講師、語学スクールで教えているような先生

学校行事

郊外遠足があったり、運動会もありました。クラス担任が必死に参加者募ってました笑

卒業式はとても盛大でした。
クラスごとに、各賞の表彰があり、舞台上で表彰されました。景品ももらいました。(ちゃんと販売している大学グッズです)

また各クラス出し物をして 歌やら踊りやら 演奏やら 演劇やら、最後舞台になだれ込み、大盛り上がりでした。

学生の内訳

これもクラスや、その期によって違います。こちらの大学は日本人はもともと少ないのです。
私のクラスはまた特殊で4分の3が欧米人で確か15、6カ国の国籍のユニークなクラスでした。

学校内の物的環境

建物は五階建て。机や椅子は全部木製。
トイレはおばちゃんがまめに掃除してくれるので綺麗で、ペーパーも設置されています。(和式ですが)
教室の掃除もちゃんとしてました。

大学の施設

広大な敷地で 学生は自転車で移動します。構内を車が行き交います。
食堂も大きいものが何箇所もあります。

私は利用していませんが、図書館も名門大学らしく、かなり立派な施設だということです。
大学を出たすぐ裏の路地にも 色々な食べ物屋さんがあって便利です。

大学のグッズも非常に充実して ゆっくりと物色してお買い物を楽しめる感じです。

文化講座

文化講座、みたいなのがありました。割と直前にチャットで連絡が来て、そこから申し込み、人数限定です。ただ例えば書道なら書道を2コマやって、三週目には 京劇、というように、あくまで体験レベルで、それをじっくり一学期間やれるというものではありませんでした。中途半端。なので私は一度も参加せず。
そもそも授業だけで精一杯で、また別の時間にわざわざ大学に来る余力はもはや残っていませんでしたから...

天津外国語大学

出願〜開講まで

こちらも全てオンライン申請。ところが、私の場合、一度受理されものが キャンセルされたり、わけわからん、というのでオフィスとチャットでやりとりしなければなりませんでした。単に、オフィスのミスだと思います。
こちらは出願したらチャットに招待されるので 後はそこで書類の過不足などはやりとりです。

学費は入学手続き前に振り込みです。

入学手続きの日にクラス分け。だいぶアバウトですが まず最初の部屋で先生と軽く話す、それで先生が次どの級の面接の教室に行くかを指示します。その後二日ほど、前後のクラスを受けて 自分で最終決定します。1週間と聞いていたのが二日だったので 全部の科目は聴講できませんでした。

カリキュラム

クラス分け

初級から高級までが10レベルに分かれます。

科目

クラスによって科目数は違うようです。
私は高級でしたので 精读,阅读,写作,口语,视听说の五つの科目でした。

各科目別の先生が担当。そして時間割にも間が飛んでいたり、休みの日がある場合もあるし、一日みっちりある日もある、という感じで、いわゆる大学のクラスのように科目ごとに飛び飛び。

同じようなレベルなら、時間割で決める、というのもありとおもいます。特にお子さんのお迎えがある、とかなると余計にですね。

テキストは市販のもの。各科目がやってる内容がバラバラなので、???というのが正直なところです。

先生は4、5人なので もしハズレの先生がいても損害は少なく抑えられると思ったのですが やっている科目の内容が連動していない、ということの方が私としては 不満が残りました。

先生

私のクラスの場合は5科目中2科目の先生が大学の先生でした。残りの先生は外部からの先生だったり、院生が教えてる場合もあると聞きましたが、私たちのクラスは院生ではなかったのでわかりません。

学校行事

郊外遠足や、外大だけあって 留学生をメインとしたイベントがよく夜にあったりしてましたね。最も外に住んでいる私たちのような学生はまず行きませんが。

卒業式。今回前期終わりで私は終わりだったからだと思いますが、なんと卒業式前日の夜にチャット連絡があり
「明日卒業式をします。参加希望する人は、次の書類で申し込んでください。三十人限定」はい?

なんで卒業式、人数限定されるん?しかも前に日の夜...いつもなんでも直前だけど、これにはお口あんぐりでした...
南开大学も何事も直前でしたが、ここまで直前ということはありませんでしたから💦

なのでもちろん参加してません...

学生の内訳

これもクラスによると思います。ただクラス数も多いからか、教室の横を通ってみかけたりする限り、アットホームな感じの人数のところが多かったです。

私のクラスは八人だったので、ほんと、よかったです!(これが一つ下のクラスだとだいぶ生徒がいましたから)

学校内の物的環境

教室に至るまでが大変。

本科の学生たちと同じ一つの建物であるので、授業前、エレベーターに乗るのに長蛇の列ができます。何分並ばないといけないの?というほど長い列です。私は並ぶのが嫌いなので、結果毎日9階まで歩いて上がりましたし、降りる時も同じく、みんなエレベーターに集中するので歩いておりました。
歩きたくない方は授業の30分前位前には来ないとスムーズにエレベーターには乗れません。

あとトイレが汚い。紙がない。掃除もしてるの?と思うほどです。
教室内の掃除も、ゴミは捨てていましたが、掃除までしているのか?という感じでした。

大学の施設

食堂は一つの場所にまとまってあります。

図書館は、これまた私は利用していませんが、蔵書数といい、残念だったようです...

立地がとてもよく五大道に近いですし(天津のおしゃれエリア?)、横にショッピングモールもあります。
私は授業終わりにダッシュして、そこのスタバで風くんのライブチケット争奪戦に参戦したこともあります。

文化講座

あると聞いていたのですが私たちのような留学生にはなかったです。寮に住んでる人は、本科のクラブに頼んで入れてもらったりはできるようでした。

オフィス

天津を離れるときは、必ず事前申請をするように言われました。私のような人は 大学に学生ビザを取ってもらってるわけではないのに、なぜそこまで管理されるのかが終始謎でした。

学生一人に大学生ボランティがついて2日に一回、元気?みたいなチャットをくれるのですが、これにすぐ返さないとすぐオフィスから連絡が入り、めんどくさかったです。
ほんと色々わからないことがある人は、そこで質問したりするのかもしれないですが💦 いらんし、って感じでした。

結論 どっちがいいの?

かきぶりからどちらがいいと思ったかはお分かりだと思いますが笑

通いやすさ、後は時間割の利便性、そういったことも考え合わせて選ぶのがいいと思います。

両方通ったからこそ、良さ悪さも見えてきましたし、自分のスタイルにどっちがあっているのか、というのもわかりました。
でも、要は、自分がいかに取り組むか、というのが一番大事なことですからね。

どちらも中間テスト、期末テスト、その間の小テスト、宿題などはありますし、それは先生次第というところでしょうか。

もしもう一度通うなら...もう心は決まっています😉
でも大学は1年はお休みします、家族のことなどで忙しいので。

大学選びの参考になれば幸いです✨

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