ヨーロッパ旅行 Day11 何度も泣きそうになったバチカン市国
目次
バチカン市国、ついたけど、なんだこれ!?
この日はバチカン観光。
この旅行、フライトからホテル、観光地の予約、食事の予約全部私がして主人は何もせず。
おまけにGoogleやsnsを駆使していろんなことをリサーチするのが全くできないんです、いくら教えても、検索ワードの入れ方がなってなさすぎて
流石にここに及ぶまでの負担が私ばかり大きすぎるので、
「バチカン美術館の予約はしてるからそれ以外は全部明日は任せる!」となげておいたのですが...
とりあえず予約なしで入れるサン・ピエトロ聖堂に早めにいって午前中入って 午後の美術館の予約に ...と思いながらついたのは9時30分過ぎ。
セキュリティチェックをして広場に入場して私たちが目にしたものは...
????
はい?なんですかこれ?
”広場全体を何巡してるの?ローマ法王でもお出ましなの?”
というほどの信じられないトグロを巻いた長蛇の列!



唖然、言葉を失う...まるでメッカの巡礼のようにこれは二時間や三時間どころの列ではない...
この二日後に大学のクラスメートだったエミリーとあった時、ママも来てくれてて、この話をしたのですが
「ああ、もうあそこはいつもひどく混んでるからね。娘、ローマ市民で大学生だけど、まだ一度も大聖堂に入ったことがないほどよ。」
と言ってましたもん。
これ、一日並んでも無理だよね、どうする?その辺で美術館の時間まで時間潰す?
と庭園にでもいってみる?となったのですが
とても遠回りするの必要があり、行きかけたのですが、途中でやめてひとまずアパートに戻ってランチを取って出直そうということになり、また地下鉄でローマへ。
バルベリーニ広場に面したお店でお昼を調達。


しつこいんですけど💦
バチカン市国のエリアで、途中物乞いのお婆さんに、私ものすごくしつこく付き纏われしまったんです。
周りに大勢人がいるのに、私集中攻撃💦
てで払っても ずっと後に縋ってきて服を引っ張られ、主人が強めに手で払ったら やっと諦めた...
イタリアはとにかく、旅行情報でも、そして周りの人たちの実際の経験からも、ものすごくスリ被害に遭う危険が高い、とインプットしてたんですね。なぜか主人はものすごくそれを警戒していて。
なんか電車の中で荷物を固定する鍵付きワイヤーまで買い揃えてたほど。
息子からは
- いい服や鞄、アクセサリーを身につけない
- 鞄は必ず前に持つ。レストランで座るときは 足に一度バックの紐を通して座る(そこまで!?)
- 電車や地下鉄では 出入り口でスマホを手に持ってみない
など注意を聞いていたので、初めてスマホ用のストラップを買って、旅行中ずっと斜め掛けしていました。マップ見ながら歩かないといけないので バックに入れてられないですからね。結果、とっても便利でした!
とまあすり対策は聞いていたのですが、物乞い対策は聞いてなかった、ほんましつこくすぎて怖くなりました😂
出直しバチカン美術館、え、入れない?
美術館へと向かうと、オンライン予約していない人たちの異常に長い列。いや、これ入れるの?
予約してるし、と予約の列で並び順番。
「パスポート見せて」
「え、持ってきてない」
「パスポート確認させてもらわないと入れられない」
エーーーー😭 すりにあったらいやだからとアパートに置いてきてる。フランスで一切パスポート提示言われなかったので何も考えてなかった...パスポートの写真でもいい、というのでスマホの写真を探しまくる。
私、この前、消した記憶がある...やっぱりない.どうしよう。どんどん時間が経つ。
係のお兄さん、気にしてチラチラ何度もこちらをみている。
ここは、めっちゃ必死な様子を見せなければ!
あ、大学のポータルアカウントなら、と思いアクセスするもパスワード忘れた、再設定しようとして、認証のパズルが求められるものの、スマホ上でスライドできない、
そうこうしてるうちに主人はカメラロールから自分のパスポートの写メを見つけた。
落ち着け自分、と、大学関係のメールにパスポート情報があるのでは?と遡ると、录取书が添付されており、そこに名前とパスポートはあった!
私がめっちゃ焦って色々探してるのを検札のお兄さんはずっとこちらを何度も見ていたので、これしかないんだけど、と見せると、名前とパスポートがわかればokと通してくれました。ここで神経すり減らしました….
多分15分ぐらいは列の横にやられてこの格闘をしていました。
戻ってすぐにパスポートの写メ撮ったのはいうまでもありません。😁😁😌😁😁




バチカン美術館の中もとてつもなく広く、館内地図を取り忘れて(またかい!)、どっちだどっちだ、と💦日本のように順路とかかいてないんですよね、こちら。
何かの情報で博物館からピエトロ寺院には並ぶ図に入れるとあったので行こうとしたのですがそんな案内はなく、係の人に確認したら、それはガイド付きツアーしかできません、外に出てまわって、といわれ、やめました。出たとところであの長蛇の列に並ばないといけないだけで、もう無理ですから。
ジェラートで立て直す
パスポート探しと美術館の中の人混みでぐったり。
とにかく歩き疲れて、バチカンの美味しいジェラート屋さんを検索してOld Bridge Gelateriaへ。
いやあ、ほんま美味しいです、ジェラート!カップの大きさで値段は変わりますが、どのサイズでもフレーバーは三つ選べる嬉しさ、わたしは
ピスタチオとレモンとも一つ何か忘れましたが、さらにその上にクリーム乗っけてくれて美味しかった、
ジェラート屋さんのお兄さん、わたしが行ったとこはいつもイケメン笑 もしくは綺麗なお姉さん!顔採用!?



たくさんの種類の中から3つぐらい選ぶのが毎回とても楽しい!右はポルトガルで食べたジェラート屋さんが、実はイタリアの人気のジェラート屋(すごい綺麗なお花にデコってくれます)さんで、アパートメントの近くにもあって とにかく後半は毎日ジェラート食べてました。
5度ぐらいで震えたパリと大違いで25度以上あるローマは、暑くって、ジェラートがより美味しかった💖
お惣菜屋さんへ
これで元気を取り戻し、ローマへ。
駅までの途中で見つけたお惣菜屋さんで晩御飯を買い、今日は早めに帰宅して、お家でご飯を食べ、明日は六時過ぎにはテルミナ駅に行きたいので早く休みます。
あまりの列の長さに呆然とし、パスポートを求められて泣きそうになり、物乞いにしつこく付き纏われ泣きそうになった感情の揺れた?1日でした。
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