これはもう、悪夢としか言いようがない😂 涙も出ない
英語Terakoyaです。
それだけは起こることを絶対予想したくなかったこと。
とうとう次男の大学も、spring semesterの残りは全部オンライン授業に切り替え、今季中のすべてのイベントは中止、できるだけキャンパスを離れるように、との決定がされました。
高2で日本から上海へ転校し、そこからアメリカへの学部留学を目指す、というより大変な回り道をして実現させた4年間の学部留学。
言葉の壁、人種の壁、その他諸々のことを時には悔し泣きをしながら、怒りに震えながらも、友人や、素晴らしい教授などに支えられて乗り越えてきた4年間。
全てにおいて全力投球して、しばしばキャパ越えも起こしながらも、充実した日々を送ってきた彼。
この最後のsemesterをそれはそれは楽しみしていたのです。
1月中旬、
「もう後4ヶ月しかないのも信じられないけど、最後、楽しみで楽しみで仕方なくてワクワクするんやけど、どうしよう!やばいわ!とにかく、最後まで思いきり頑張って楽しんでくるわ!」
と目をキラキラ輝かせながら、上海を後にしたのです。
それなのに、残り2ヶ月、一番ワクワクすることが詰まっているその2ヶ月をこの日、突然取り上げられました。
いえいえ、大学生活自体が突然終わったのです。
卒業式はどうなるかまだわかりません。1ヶ月後には決定するようです。
自分が今まで一番心血注いできた日々、そしてそのファイナルを迎えることもなく、突然大学生活が、友人や教授たちと過ごす日々が、終わったのです・・・・
もう、次はないのです。言葉もあありません・・・
彼と話しました。
「現実のこととしてまだ受け止められない。ショックすぎて、涙も出ない、笑うしかない?いやわからん・・・まだパニックやわ・・・」
クラス授業がないのに、ドミトリーにいても、意味がない。いつ、日本から、中韓のように入国規制を受けて2週間待機になるやもわからない。誰も車で迎えにいけない、今。いざとなればレンタカー借りて、私が関空まで行くしかないけど・・・
などなど話し、とりあえず、日本に帰ろうか、という話に。
「だけど、このまま終わりなんて、やはり嫌だから、例え、卒業式も無くなっても、もう一度戻ってもいい?」
「当たり前!このままで終わるなんて悔しいじゃない!最後、ちゃんと自分を支えてくれた人たちに感謝とサヨナラを言いたいよね。このままで終わらせてなるかだよ!」
と私。
本当、ウイルスに憤っても仕方ないけど、なんで今なん?
彼と話す前に主人と話しました。
「キャンパスにいてもやし、戻ったらええと思うけど、彼がどおしたいかまず聞いて。」
「もう悔しすぎるわ、辛すぎるわ、共感しかない!いや、それ通り越して気持ちが一体化!」
「いや、あなたのそこが良くないから。いつもいうてるけど。」
はいはい、おっしゃる通りでございます・・・
しかし、そんなに簡単に心が決まるわけではありませんでした。
続きは次回に。