#中3で英検準一級

英語Terakoyaです。

12日は英検でした。

海外会場では準1級は受けれないのですが、

今まで中学生で準1級に合格したのは。。。

1.ず~っとアメリカ暮らしで、現地校に通っていて、喋るのもネイティブそのものの子が、日本の中学に編入するからと、四苦八苦してやっととったんです、と私が日本で教えていたスクールに来られました。

そこでさらに1級を、と授業を受け始めたわけですが、語彙もそうですが、文章の内容が難しすぎて、早々にギブアップしていました。

2.友人のお子さん、現地校国際部に5年通っていて準1級の一次に合格。だけど、2次試験で、中学生の子供が答えるには難しいような内容で答えられず不合格

3.そして最後は驚くべき事例。私が合格までマンツーマンで教えた子です。

帰国子女ではなく、英語も小5から家でテキストを買って始めた、というこのこ。

初めてマンツーマンレッスンに来た時中1のおわりには準2級はすでに取っていて、すぐ次の英検で2級を受けてそれもすんなり合格。中2でしたね。

2級と準1級の差は相当あるので、そこから1度では無理。

まして全くドメスティックな彼女に、準1級のリスニングとスピーキングをクリアさせるのはこれは相当かかる、と思いました。

しかし彼女が凄いのはこちらがいったことをちゃんと家で実践すること。

リスニングの聞き方、トレーニングの進め方、レッスンでやって、それを毎日少しでもやるように、というわけですが、普通、中高生はそこができません。

大人でもできる人はすくない。

めきめき伸びてくるので、どのくらいやってるの?

ときくと

「いや、ちょっとです」

と、可愛い笑顔ではにかみながら答えるので

ちょっとって?

「一時間ぐらい。」

ちっともちょっとじゃないわけですよ!シャドーイングを、それも内容を日本語でよんでもすぐに理解できないかもしれない難しぃ文章のシャドーイングを一時間続けるなんて、大人でも地獄です。

私も1時間は無理です(´;ω;`)ウゥゥ

リーディングだって大変です。構文も難しぃ、単語も難しぃ、そして文の量もかみしめて読んでいたのでは読み切らない。

だからそれなりの読み方をしていかないととても無理なのです。

その読み方も、レッスンで徹底して訳出練習でやるのですが、それも回を追うごとに要領を得てきました。

ライティングは、やはり、ドメスティックな彼女にとっては得点源。

しっかりここで点を稼ぐのよ!満点とるぐらいの気持ちで!

と指導したところ、確か、本番も満点に近かったと思います。

あと1点で満点、だったと。

なんと1次試験、2回目で通ってしまったのです!はい、中三の日本の中学生が、それも小5から独学で始めて、マンツーマンレッスンは2年も経ってなかったと思います。

すごい~!とスクールのスタッフ含めて大興奮!当然スクールのHPに載せちゃうわけで、私も担当としてコメントを♡

しかし、問題は2次試験。

スピーキング、やはりこれは日本の中学生には一番大変。まず、話す機会がほとんどない。

幸いにも彼女の学校にはネイティブの先生がいたようですが、クラスにライバル心むき出しの子が居て、とても怖いので、英語は敢えてできないふりをしていた彼女。

だからそんな学校では練習できなかったハズ。

先にもふれたように、このスピーキング、内容は中学生にはかなり難しいのです。

ある程度、頻出の問題に対する、自分なりのモデルアンサーを考えてまとめて覚えておくことは必須でしょう。

それはとても面倒な作業なのですが、問題集の回答は、完璧すぎるので、やはり自分の言葉に直した方が記憶に定着します。

ここでもまたまた彼女はすごかった1

2次対策に入る前にすでにお父様が問題集を買ってくださったようで、それを自分なりに暗記を始めていたのです。

なので私の面接練習に入った時には、そこで覚えたフレーズをうまく使って話すようになっていきました。

それでもあぶなっかしいところはあったので、

面接当日の注意事項なども事細かに指導。(その辺詳しいですから( ̄▽ ̄))

そして見事合格!しかも一発合格!

上記の、インターに5年通った中3の方が、内容に答えられなくてダメだったその2次試験に、このドメスティックな日本の中学生が合格した

凄いことなのです!

ちなみに彼女の目標は高校のうちに1級をとること。

というわけで1級の勉強を進めていた時に私が上海へ行くことに。

その報告をした時は涙ぐんでくれていました😢

お父様から

「先生との出会いがあったから、ぁの子はここまで頑張れたと思います」

ともったいない言葉もいただきました。

○○子ちゃん、今は高3.きっともう1級とって、最難関国公立大学の薬学部を目指して勉強してるんだろうな。会いたいなぁ~

 

と、この子は本当に例外だと思います。

肝心のわが子ですが、答えを全部チェックしきれてなくて、結果はわからず、、、、

長文、リスニングは、見る限り、結構とれています。

なのに、覚えればいいだけの語彙問題がひどすぎる、これって、一番損なパターン。つまり本人の日々の積み重ねが全く足りてない!ということ。

語彙問題の出来を見る限りでは、合格は怪しい、リスニングの3番はほとんど解答チェックしてないからわからないし。。。

今の彼女の文法知識の中での、読み方や、解き方のコツを教えているので、その辺はすこしはわかり始めているのかもしれないのですが、

いかんせん

「語学は語彙に始まり語彙に終わる」

といわれているところの語彙が入ってないので話になりません。

今までは週末のあいた時間で、と時々教えていたのですが、そこは親子。

「え、今無理」「あとで」

といわれ、結局やらない日々が続き。

だからこれからは習い事のごとく曜日の時間を設定してやろう!と意気込む母ですが、本人がどれだけ身を入れるかなんですよね💦

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