止まった時間
英語Terakoyaです。
後3ヶ月弱で結婚30年を迎えます。
この30年間、一心不乱に子育てに、仕事に、と走ってきました。主人と二人の家族から、4人の子供に恵まれ、6人の家族に。
国内、国外と転勤を繰り返す中、親の手もなく、知り合いもない新しい土地で、何度も人間関係を構築しながら、無我夢中で、子育てしてきました。
7年間にわたる単身赴任の期間、これは受験や思春期が重なり、壮絶な時期でした。
とにかく、必死でほっとひと息つく間もなくやってきた30年。
次男ももう直ぐ大学卒業、あとは末っ子が大学に入れれば、子育て終了、あと少し、というところまで来ました。
それが今回のこの騒動で、時間がストップ・・・
あともうちょっと、と走り続けていたのに、時間と生活が止まり、先行きも見えない状態。
予想もしなかった状態です。
これだけ、何もない日常は初めて。
けど、考え方なんだな、と今思っています。これだけ”無”の日々は、後にも先にも今しかないでしょう・・・
子供達が全て巣立っていくのはもう直ぐそこまで来ています。長女が生まれて、末っ子が大学入るまで、なんと29年!29年の子育てです
だって、私の保育園時代からの親友は、20歳で結婚したのもあるのですが、三人の子供がいて、孫はなんと7人!
なのに私はまだ子育て中って・・・それだけ長い時間ということ。
その時間が終わる、主人と二人の生活になり、そして時間は全て自分の時間になる生活が始まるのです・・・
頭ではわかっていも、きっとその時が来ると戸惑うはず。その時が来たら、自分はこういう生活を送っていたい、とイメージはしています。
でも、なんとなく、ぐらいでは、やはりその時が来たら、戸惑うと思うのです。
今この時間、もっと具体的に、その時のことを考え、どんな準備をしておく必要があるのか、それをしっかり考える時間でもある気がしています。
子育て最優先できた私から、それがなくなったら、最後の一人が巣立って行ったら、”心にぽっかり穴”どころではないのは 十分にすでに想像できています。
でも、”心にぽっかり穴”ができて、腑抜けになった私を、子供達は見たい訳ではありません。いつも”早く子離れしなさい”と言われていますが(笑)
”何してるのかようわからんけど、いつも懲りずに、なんかいろんなことやってるな”というのが 子供達にとって、本来の私の姿だと思います。
末っ子が巣立った後も、そうあれるように、今ここでしっかり自分と対峙してみる、これは神様から与えられた時間かも知れません。
先日、知り合いの悲報を聞きました。早すぎます・・・
今日という日は、彼女が生きたくても生きられなかった今日です。その今日を与えてもらっている自分は、コロナななんかに振り回されていないで、1日をもっと大事に生きなければいけない
本当にそんな風に感じています・・・