帰国子女受験、その後

英語Terakoyaです。

帰国子女受験されたお子さんのお母様からメッセージ。

内部進学できる学校にはいられたのですが、寮の食事が合わない、とかいくつか要因はあるものの、一番の理由は

”他の大学に行きたい”

と気持ちの変化。

こうなると内部進学校は非常に厳しい環境となります。
受験がない分、プレゼンだとか”実学”に力を入れます。もちろん、それは大学入学後、かなりのアドバンテージになるのですが。

一方、共通テストなどへの対策は、自力になる場合が多い傾向です。
共通テスト必須の国公立などを受験したいとなると、う〜ん、学校に求められることは
かなり限定されてきますね....

もし、AO/推薦などで受けていこうという場合は、一年時からの成績が見られるのはもちろん、よりよい資格、あるいは課外ではどんなプロジェクトに参加したとか、ボランティア経験はどうかとか 多岐にわたって見られます。

そして競争率もかなり高く、同じような人が集まる中で 合格していくのは簡単ではありません。文系なら小論文を求められることがほとんどだと思いますし、小論文は書くのが得意な子ならいざ知らず、そんな簡単にすぐにかけるようになるものではありません。やはり準備に時間を費やさなければならないです、学科対策以外で。

まだ志望校も方向性もはっきりしてない場合、

ぜひ、早いうちから 今ならオンラインで個別相談などやってくれているので、そこで深くいろいろと聞くことができます。入試担当の方に、覚えていただけるいい機会にもなります。ぜひ、そういう機会も利用しながら、オープンキャンパスがないなら、webの動画などで調べてみましょう。

そうやってまずはリサーチ、動いてみることですね。

末っ子は、看護科と決めていたので、高2の夏休みの一時帰国で 看護体験をさせてもらいましたし、上海のクリニックでもさせてもらいました。早いかな、とは思ったのですが。

そしたら、翌年からコロナでそういう体験自体できなくなったので、応募する際に、そういう体験をしているのは確実にプラスに働いたと思っています。

このステップで進めていくのがいいのでは?と話しました。

方向性を決める、志望校を決める、受験方式を決める

ご家族それぞれの意見も理解できますが、肝心なのは、本人がどうしたいか。

良い方向が見いだせることを祈っています。

帰国子女受験で 有利に合格できても、特に内部進学の学校に入ってしまうと、方向性が変わったときに、ちょっと頭を悩ませてしまう、というお話でした。

何かの参考になれば。

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