国が渡航禁止にしてくれれば、行かなくて済むのに

英語Terakoyaです。

 

これは、これから中国へ戻ろうとする駐在員がインタビューに答えていた言葉です。

武漢でも、仕事のために現地に残っている方もおられるようですし、今の所、家族は日本へ留まることを推奨されていたとしても、駐在員は春節休み明けに、中国へ戻る予定であるところは多いのではないかと思います。

主人も、日々、春節明けの稼働に向けてのワーキングスタイルなどに関する調整を進めています。

彼はSARSの時、香港にとどまり仕事をしました。今回はたまたま春節休みの前に状況が一転したので その間は日本へ一時帰国、となったわけですが、前回はoutbreakが春節の後だったように思います。なので戻ることなく、現地で仕事をしたわけです。(最も、戻ってきたとしたら、とんでもない”バイキン”扱いでしたよ、当時。戻るに戻れなかった・・・)

上海に戻っても、しばらくはテレワークの措置が取られるようですが、

「テレワークなら、日本にいても一緒じゃない?」

と私は思いますが、ローカルの社員の手前もあるのでしょう。現地の得意先は、10日から稼働するので 春節中からも問い合わせがあったりで対応しているようです。だから、日本にいて、というのは限界があるのかもしれませんが・・・

 

だけど

アメリカは渡航禁止を出しています、その国に、日本人駐在員は帰って行かねばならないのか・・・タイトルの駐在員の言葉、そのままを私も思います。

会社が日々刻々と変わる状況を受けて、社員と家族の安全を守るための措置を次々に考えて動いてくれているのは本当にありがたいことです。

 

でも、現段階では戻る予定です。彼は

「スーツケース、もう一つ買って、必要なものを詰めて帰るか」

と言っています。二週間いるし、と思ってすぐにマスクを探してなかったのですが、末っ子が

「大阪では売り切れてて奈良にも買いに来てるらしいよ」

と友人から聞いたのか、そんなことを言っています。今日から出かけるごとに見つけて行かなきゃいけないな・・・

自宅軟禁状態で暮らすとなれば、やはり、利用するしかないのがデリバリー。彼はやっと外卖アプリは使えるようになったのですが、それ以外だとまだわからない。

アピタもネットショップを始めたので、それを使えるようにこちらにいる間に、教えておこうと思います。マスクなどは、会社からの支給もあるようなので、そのほかにも、考えうることは、しっかり準備して送り出さないと、と思います。

SARSの時も、日本で連日の報道を見ながら心配で心配でたまらない日々を送りました。生後1ヶ月の末っ子、年中、3年と5年の四人を抱えて、”いつ戻れるんだろう”と先の見えない中、不安な毎日でした・・・

あの時のことを、心が覚えています。

まだ先、と思っていたのに、もう2月になり、その日が近づいくると、なんとも言えない気持ちになっています。前は、そのまま現地にとどまったけれど、今回は、他国が渡航禁止をするような中、そこへ戻っていく、また状況が違います。

もちろん、一番いいのは、状況が劇的に改善して行き、戻っても心配ない状態になることですが、おそらく、収束がそんなにすぐ見えるとは思えません。

 

それどころか、中国発着便の停止、という措置をとる国も次々出ている中、

「今戻ったら、半年ぐらいは、日本に戻ってこれなかったりして・・・」

と主人。本当にその可能性は否めないかも・・・

 

ならば、政府が渡航禁止を出してくれることを、と思うのですが、それは即ち、「末っ子の学校はどうなる?」という問題に直面することになるので

何を望めばいいのかすら よくわかりません・・・

 

だけど、SARSの時も、期せずして出戻りになって、4ヶ月実家で暮らした時に、実は、父や母へ、ずっと伝えたくても伝えられなかった思いを伝えることができて、自分の中でのわだかまりが溶けて、自分の真の気持ちを父と母にも理解してもらえた、ということがありました。

香港へ戻った後、父は脳出血で倒れ、次に会った時は、もうそんな話ができる状態ではなかったので、あの時、あのタイミングで、高校卒業以来、あんなに長く両親と暮らした意味は それだったのかも、と思ったのです。

”全ては必然”

国内外の転勤を繰り返し、 SARSにも翻弄され、変化の激しい人生を送ってきた私は、こう思うようにしないとやってこれなかったのですが、今もそう思おう、としています。

渦中にある時は、正直、とてもそんな風に思えないのですが、振り返った時には、必ずそう思える、それも経験してきています。

相手は、得体の知れないウイルスなので、予想不可能。色々想定しても不安が募るだけなのだから、心を落ち着けて、事態の変化に応じて、どうするのが我が家にとってベストなのかを 考え行動していくほかありません。

 

当面の問題は、実家でちょうど大幅リノベーションに入った時に、私たちが舞い戻ってきた、ということ。そんな時に、快く受け入れいてくれた実家に、感謝しかありません。今いる部屋も、フローリングやクロスの張替えまでするようで、とにかく2月末までの工事なのです。

今いる部屋のリノベーションの段階では、岡山に移動することになりそうかも・・・

すべきことは、自宅マンションに最後まで住んでいて、その後実家に少しいて、就職で東京へ行った長女が残しているもの

高校卒業後、これまたアメリカへ進学するまでの数ヶ月実家にいた次男が残していったもの

などを整理すること。フローリング張替えとなると荷物も全部どけなければいけませんからね。

することがあるのはいいことです、余計なことを考えなくていいので。

 

平常心で、今できることを粛々とやっていく、それしかないです・・・

頭が混乱して、心がざわざわしているので、まずは今日は大神神社に1日参りをして、心を整えてきます!

 

 

次回開催予定です

英語Terakoya コミュニティ 第19回

日時:02月04日 14:00-15:30(Japan Time)*今回は午後です

場所:オンラインで開催(ZOOMでやります)

*英語Terakoyaコミュニティについてはこちら

*申し込み締め切り 前日(2月04日~12:00)

じゃ、参加してみようかな、という方は、こちらからお願いします。→🍀🍀🍀

*第1回の様子・感想はこちらから

*第2回の様子・感想はこちらから

<参加手順>とても簡単!

1. ZOOMをダウンロード!

2. 開始5分ほど前にリンクをお送りしますので、そちらをクリックして入室ください。

3. 途中入退場自由です。

何か質問や、日時をこうして欲しいなどのご要望などがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね

 


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