三人まで産んで良い、と言われても...

英語Terakoyaです。

昨日は上海の生徒さんと 日本語レッスンの日。

ちょうどニュースで 中国が方針転換で 子供を三人まで産んで良い、とするというのを聞きました。
二人にしても、人口減少が止まらない、と。

急速に高齢化社会に突き進んでいて、上海だと60歳以上が35%とかなりの数値!
日本の統計は65歳以上で出しているので 単純に比較できませんが
超高齢化社会と言われている日本でさえ、28.7%なのを鑑みると
相当な比率なのがわかります。

毎朝公園で太極拳をしている元気な高齢者をたくさん見ましたが。

平均寿命を見てみると、上海に限ると男性が81.24歳、女性が86.20歳
と、先進国並み!

しかし国家全体だと77.3歳。いかに上海の高齢化が深刻 か...

少子化と高齢化は 大きく関連してきますからね。少子高齢化。

二人までの出産を認めて数年たちましたが 上海人の生徒さんの話を聞くと

とにかく教育費にお金がかかるのと、いまの世代の考え方が変わってきたので
子供を産みたい、という人は増えない、と。

出生率は1.3。日本の1.36と変わりません。

子供を産むどころか、結婚を望まない若者が増えていて、
「だけど、歳を取ってくると、それは寂しくなるよ」
というと
「それを見越して、みんな若いうちから 誰かとシェアハウスして一緒に住みます。
私の友人も、もうそれで20年近く一緒に住んでいるので
寂しくないようです。」
と。

そこまで考えて行動しているとは...

結局、教育システム、受験システムを変えなければ、子育てにお金がかかりすぎる限りは
増えないでしょう...
あとは子育てへの国の支援を充実させる
女性が仕事を続けるための体制を さらに整えるなどなど(この部分は主に日本ですが)

問題山積で
少子化解消のためには
単純に 産んで良い子供の数を増やすだけでは(ほかの国は自由に産んで良くても 増えてないのですから日本に生まれてよかった
この問題は 解決しないですよね。

もっと大きな社会的枠組みで考えていかないと。

これはそのまんま日本にも当てはまること。

少子化に歯止めをかけるのに成功した国の政策など 参考にするのもいいと思うのですが。

子供が小さいうちは大変ですが、子供が多いと、やはり楽しい!

私が子供を産み育てた頃は、まだまだそういう国の手当などが少なくて、あるいは不平等感も否めず、恩恵を受けた、なんて思ったこともありませんでした。

昔に比べると 国の手当も 教育費の無償化など含め、だいぶ良くなったとは思いますが、では なぜ増えてないのか。原因をしっかり見て 早急に対策を取ってほしいと思います。

と言われ続けて久しいですが...

とにかく少子化は由々しき問題です...


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